佐賀県三養基郡基山町にある大興善寺は、天台宗のお寺で本尊は十一面観音観音菩薩である。
奈良時代の僧行基が開創したといわれ、1300年の歴史ある寺である。
大興善寺は春のツツジと秋の紅葉が、広い境内を色鮮やかに染めることでも知られている。
福岡からだと小1時間も車を走らせると着くことができる。
この時期は、ツツジ見物で多くの人が訪れる。
秋の紅葉が美しいということは、今の時期新緑が美しいということになる。
127段の石段を上り終えたところに山門がある。
ここの門から本堂を望む風景が好きなので、参拝客の通行を妨げないようにしながらシャッターを押した。
毎年同じ風景が見られることを感謝しながら、十一面観音観音菩薩に手を合わせる。