例年サクラが咲くこの頃になると、寒い冬から解き放されたこともあるのだろうが
装いと同じように、幾分心も軽くなったような気がする。
しかし、今年はさっぱりそのような気持ちならない。
相変わらず北風は強くて冷たいし、暖かくなったと思ったら天気図はいつの間にか西高東低に変わっている。
日差しが強く赤や黄色がやや飽和したので、いっそ色を抜いてしまえとフィルターをかけた。
写し撮られたチューリップ、怒るだろうが焦らせ続ける春に、少しばかりイライラは募る。
例年サクラが咲くこの頃になると、寒い冬から解き放されたこともあるのだろうが
装いと同じように、幾分心も軽くなったような気がする。
しかし、今年はさっぱりそのような気持ちならない。
相変わらず北風は強くて冷たいし、暖かくなったと思ったら天気図はいつの間にか西高東低に変わっている。
日差しが強く赤や黄色がやや飽和したので、いっそ色を抜いてしまえとフィルターをかけた。
写し撮られたチューリップ、怒るだろうが焦らせ続ける春に、少しばかりイライラは募る。
チューリップが開いた。
花はちゃんとつけているが、背丈が一応に不揃いである。
背丈が低いので三脚にカメラを取り付けると、フレームアウトするのでシートを地面に敷いて腹這いになる。
それから、カメラバックの上にカメラを乗せて、極力手ぶれに気を付けながらピントリングを回す。
ピントが合ったところで連写する。
うまくいけばまあまあピントがきてる写真が撮れる。
しかし、低い位置のファインダーを覗くために、かなりの時間のけぞった姿勢を保たなければならない。
首が痛くなる。
サクラが満開になるころには、もう少し成長するのかもしれないが。
海の中道海浜公園のサイクリングロード沿いには、ユキヤナギが植えてありこの時期には雪が降ったかのように白く咲き誇る。
例年だとソメイヨシノも咲いていて、ユキヤナギとサクラのコラボで絵になるのだが今年はソメイヨシノが遅すぎる。
数少ないオオシマザクラは、やっと数輪花をつけているが賑やかさには欠ける。
まだ、ナノハナが頑張って咲いていたので白と黄色の取り合わせにした。
まだ、吹き付ける北風も冷たいし、春がもう少し待てと言いながらじらせじらせしながらやってくる。