おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

ヒマワリ・ヒマワリ・ヒマワリ (台風にもめげず咲いたよー )

2015年09月30日 06時30分40秒 | 日記

 

夏の花のイメージが強いヒマワリもいろんな種類があるようで、この時期に花を開く品種もある。

海の中道海浜公園に咲くヒマワリは、9月の初めには首を垂れ役目を終えていた。

8月下旬に接近上陸した台風15号の影響で、軒並み首を垂れてしまったヒマワリ畑もあったようだ。

ここ道の駅原鶴では、遅咲きの品種なのか生育が遅めだったのかはわからないが、台風被害にあうこともなくすくすくと育っていた。

ヒマワリには青空がよく似合うが、あいにくと曇り空だったので、器量のいいヒマワリにモデルになってもらった。

これからは、コスモス畑にその座を譲ることになるのだろうが。

ヒマワリの季節もそろそろ幕引きの候になった。

 

 


つづら棚田の秋

2015年09月29日 06時30分59秒 | 日記

 

うきは市浮羽新川には、山あいに棚田が点在している。

なかでもつづら棚田は、規模も大きく田植えの頃とヒガンバナの咲くこの時期には、多くの観光客が訪れる。

この棚田も、九州北部豪雨災害では甚大な被害をこうむった。

土砂災害で山腹が崩壊し棚田を埋め尽くし、あちこちで棚田の石垣も壊れた。

現在では復旧工事も進み、彼岸花祭りなども再開されている。

残念ながらヒガンバナには、ここでも「遅かったね~、来年は見頃の時にちゃんときんしゃい」と笑われた。

来年は、体内季節時計を修正して臨まなければ花たちに笑われる。

 


いまだ癒えぬ傷跡(八女市広内・上原の棚田)

2015年09月28日 06時30分51秒 | 日記

 

平成24年7月九州北部地方を襲った豪雨は、各地で甚大な被害を生じさせた。

なかでも八女地方は、1時間90mm、日雨量400mmを超す豪雨となった。

災害被害は河川の破堤や溢水で、矢部や星野では山崩れが多発した。

あれから3年、災害の復旧も進んでいるがまだ傷跡が完全に癒えたとはいえない。

本来であれば、黄金色に彩られる400枚を超す棚田も畦道のヒガンバナが寂しそうである。

この棚田でも復旧工事が行われている。

この風景はやがて見られなくなるだろうが、ヒガンバナと稲掛けがおこなわれている棚田風景が早く見られるように願いたい。

 


蕨野棚田の高石積とヒガンバナ

2015年09月27日 06時30分56秒 | 日記

 

蕨野棚田に用いられている石は、一つ一つが大きな石が使われている。

急峻な谷あいに作られたからなのか、棚田の石積みの高さとしては高いもので8.5mもあり日本一ともいわれている。

先端がカーブした石積みのたもとに、赤いヒガンバナがそこに咲きほこっていた。

歴史を感じさせてくれる風景は、さらに深まりゆく秋を教えてくれる。

 

 


2015蕨野棚田の豊穣の秋(黄金色の光が踊りヒガンバナは秋を主張する)

2015年09月26日 06時30分59秒 | 日記

 

天候不順の影響なのか、はたまた季節を感じとる感性が弱ってきたのかと思いながら山道を小1時間

目的の若宮神社に早々と着いた。

11時過ぎから祭りが始まるのだが、9時半過ぎには到着し神社へ参拝のために石段を上がった。

社殿は祭りが行われる様子もなく、静かな佇まいをみせている。

いささか早いとはいえ駐車場に車が1台も停まっていない。

おかしい・・・・。

しばらく様子を見て、集会所のほうへ歩いていき居合わせた人に、今日の祭りは行われないのですかと尋ねた。

「今日の祭りは延期になっております。稲刈りの時期と重なり人手が足りずに」と、祭りは順延された事がわかった。

もともと、人が少なくなってきているなか、祭りの担い手が不足しているのはどこの祭りでもいえることである。

「わざわざお越しいただいて、すみません」と恐縮をされてていた。

10月に入って行われるようなので興味がある方は、唐津市役所へ問い合わせてからいかれたほうがいい。

ヒガンバナは、終わりだろうがと思いながら蕨野棚田に行ってみた。

棚田は黄金色の光が満ち溢れていた。