おうどうもん(Oudoumon People of Hakata)

福岡周辺における祭りや四季の移ろいを・・・・・・

山門をくぐるとそこはカラーマジックの世界(大興善寺のツツジ)

2014年04月30日 06時18分00秒 | 日記

福岡から南に小1時間も車を走らせると

ツツジと秋の紅葉で名高い大興善寺がある。

春のこの時期は、山腹を色とりどりのツツジが覆う。

長い石段の両側に植えられたツツジが山門へと誘う。

山門から見える風景は、この寺の逸品である。

紅葉すれば赤く、この時期は新緑が鮮やかである。

苔むした茅葺屋根は、新緑のこの時期も強く主張することもなく佇んでいる。

それがまた絵になる。


いるんだよね何処かに・・・・わかるかな(たびら昆虫自然園)

2014年04月29日 06時30分08秒 | 日記

平戸市田平町には、日本でも珍しい「たびら昆虫自然園」がある。

昆虫写真の第一人者である栗林慧は、田平町出身ということで

館内には氏の面白い写真が展示してある。

入園料を払えば、昆虫先生が園内を案内してくれる。

捕食者から身を守るために、てっとり早く風景の中に溶け込む擬態

写真では、狙ってアップして撮っているので分かりやすいが

そのあたりの灌木の中から、探してごらんと言われたら難しい。

簡単に見つかれば、食べられる運命が待っているのだから

昆虫も命がかかっている。

不思議なのは、気の遠くなるような時間の中で

失敗体験を踏まえ、少しずつ身につけていったものなのか

でも、失敗イコール食べられることであるわけだから、次には生かせなくなる。

だとしたら、はた目で見て命拾いしたのが、

あれじゃ食べられると少しばかり工夫し、そのことを遺伝子に残していったのか

それとも、突然変異なのか、考えると寝れなくなる。

 

 


平戸城から眺める海峡

2014年04月28日 06時30分18秒 | 日記

平戸にはこれまで何度も足を運んだことがあるが

平戸城を見学したのは初めてだった。

この日は、午前中は何とかもったものの

昼からは冷たい北寄りの強風が吹きまくった。

初めて登った、平戸城の一番高い櫓

その昔殿様もそうしたであろうこの閣の

回廊に出てみた。

北側に出た途端強風で体が持って行かれそうになる。

なんとか手すりにつかまり

急流のように流れる平戸瀬戸を撮った。

下城すると、あの強風はなんだったのと思われるように

マキの古木が静かに佇んでいた。

 このマキ並木、樹齢400年ほどらしいが、

極太の幹の面様からして、お城の盛衰を只、静かに見守ってきたんだろうと思われる。

 


平戸ツツジの原木のある家

2014年04月27日 06時30分03秒 | 日記

平戸では、個人の庭園が公開されていた。

そのうちの一軒に、平戸ツツジの原木とされる夕陽という名の

高さ5m程の、夕陽の赤にやかれたような花をつけるツツジがあった。

立派な門構えのお宅も、相当由緒があるらしく古色然としていた。

少しばかり裏手に回ると、人の生活感が感じとれれたが

庭の植え込みの間から、腰に刀を無造作に差しこんだ男と、

一瞬すれ違ったようなひんやりとした空気感があった。

 


2014長串山のツツジⅢ

2014年04月26日 06時30分36秒 | 日記

午前中どうにかもった空模様も、山を下りる頃には

雲が空を覆ってきた。

九十九島を眼下に、山腹に広がる色とりどりのツツジは

見ごたえがある。

カメラを手持ちに切り替え、一心不乱にファインダーを覗いているのが

写友である。年に数回一緒に出かけるが、

食べて観ての気ままな旅ができる。

次回は、新緑の菊池渓谷あたりか。