浜崎祇園山笠は、豪華絢爛な人形が飾られた
高さ15mの飾り山を引き回す。
博多祇園山笠も、その昔は飾り山をかいていたというが
路面電車が走り、電線などの架空線が張り巡らされ
飾り山とは別誂えでかき山をかいている。
当然この町でも、問題になったと思うが
町の人の祭りに対する熱い思いが
今も高さ15mの山笠を動かしている。
京都や博多の山笠を模して始まったのだろうが
300有余年山笠を興した当時網元であった中村屋久兵衛
の意志が綿々と繋がり
表でヤマを引く子供達、見送りで6輪の車輪に
ブレーキをかける子供たち、彼らに確実に受け継がれている。