2018 やっと見頃を迎えた福岡城址の梅2 《福岡市中央区舞鶴公園》 goo.gl/qKUedy
— hide (@HakataBay) 2018年2月27日 - 07:08
パラパラと時折雨が落ちてくる。カメラにタオルを被せ雨をしのぐ、風がないので余り肌寒さは感じない。
城壁の上から俯瞰しながら、傘をさした人が梅を愛でるのを待つ。
心のなかではもう少し左によってとか、立ち止まって見上げてくれと勝手なお願いをする。
思ったようにはいかない分、待ち時間は長くなる。
その間香りたつ梅の花に囲まれ、春がそこまでやってきていることを感じとることができる。
2月が終われば、待ちわびた春が堰を切ったように一気にやってくるに違いない。
三寒四温というのは冬から春先にかけて、寒い日と温かい日が交互に訪れ、だんだん春めいてくる様をいうのかと思っていた。
本来は中国や韓国で冬期に吹きだす寒気が、7日間の周期で強弱を繰り返すことをいうらしい。
寒さがひたすら身に染みた今年の冬だったが、どうやら春の兆しが見えてきた。
障子越しの光が明るさを増してきた。朝が早く訪れ夜の訪れが遅くなってきたことを肌で感じる。
開花が遅れた梅の花もそろそろ見ごろを迎えている。
福岡城址にある舞鶴公園は、桜の頃は花見客で賑わうのだが。この時期は、梅の花が訪れる人を癒してくれる。
朝から雨がパラパラ落ちていたので、防湿庫で惰眠をむさぼっているカメラを連れ出してやった。
梅の花の間をぬう園路に開く傘の花が、アクセントになると思っている。