何事に関しても、「どのようにするか」よりも「なぜするか」のほうが、大事じゃないかと思うんですよ。
というのも、仮に起業をして事業を始めようとするときに、根本的に必要で、見失ってはいけないものは、
「なぜするのか」の一点だと思うからです。
僕は最近、半分くらいノリで「起業したい」と言っていましたが、
本当にしたいのは、「起業」そのものじゃないんですね。
もともと、外国人に日本の良さを伝えたくって、
その中で、観光とか旅行は僕自身好きで、
生まれの奈良県で何かできないかな-、と思いはじめて、
しかも奈良県は、案外外国人向けにうまく、観光資源をアピールできていない印象が大きい。
これが、自分の中で「なぜ」になるんでしょうね。
その上で、会社を作ったり、NPOを作ったり、ツアーをしたり、ゲストハウスを作ったり…という、手段が存在するわけで。
最近、「会社ってすごい」と、漠然とですが思うわけです。
システムが整っている。
資源(人やお金)が存在している。
これはすごいことです。
自分がそこにいることで、お金が使える。
既存のネットワークも使える。
一方で、仮に起業するとなると、システムをゼロから作っていかないといけないわけです。
これはとてつもなく力の必要なことです。
自動車製造に関していうと、フォードとかトヨタとか、会社独自の生産方法が存在している。
それがすなわち、フォードがフォードであるゆえんであって、トヨタがトヨタであるゆえんだと思う。
ただ、このフォードやトヨタにしても、システムの先(というか裏)には、「なぜそうするのか」って部分があると思うんですよ。
例えば、部品の取り寄せを合理的に調整して、無駄を省きたい、とか。
だからシステムなんて、試行錯誤を繰り返していたら自然と作られていくわけで、
「なんで自分が、これをしたいのか」って部分をいつの間にか忘れてしまって、
「どうやったらお金が動くのか」とか「どうやって集客しようか」って部分を先に考えてしまうと、
それはいわば、破綻に繋がると思った。
というのも、自分が奈良でしたいことは、「外国人観光客に知られざる奈良を伝えたい!」って部分になるわけだけど、
その一点を忘れて(無意識のうちに隠してしまって)
「人を集めよう」とか「お金を動かそう」ってことに、いつのまにか頭を使いすぎていた。
軸を見失わないようにする、っていうのはつまり、「なぜ」の部分をないがしろにしないということで、
「なぜ」を心の片隅に常に置いておけば、
何かの時にもアンテナが反応して、チャンスを拾ってくれるんだと思う。
「奈良のこういう部分は課題であって、それを変えたい。自分自身こういう経験があって、奈良には他にもいい場所があるし、外国人に伝えたい」
ってところをいろんな人に伝えていたら、アイデアなんていくらでも湧いてくるし、転がってくるもんやと思う。
人事を尽くして天命を待つ、というか。
目的と手段、履き違えたらいけない。芯を、軸を常に省みて、自分に対して問い続けること。
というのも、仮に起業をして事業を始めようとするときに、根本的に必要で、見失ってはいけないものは、
「なぜするのか」の一点だと思うからです。
僕は最近、半分くらいノリで「起業したい」と言っていましたが、
本当にしたいのは、「起業」そのものじゃないんですね。
もともと、外国人に日本の良さを伝えたくって、
その中で、観光とか旅行は僕自身好きで、
生まれの奈良県で何かできないかな-、と思いはじめて、
しかも奈良県は、案外外国人向けにうまく、観光資源をアピールできていない印象が大きい。
これが、自分の中で「なぜ」になるんでしょうね。
その上で、会社を作ったり、NPOを作ったり、ツアーをしたり、ゲストハウスを作ったり…という、手段が存在するわけで。
最近、「会社ってすごい」と、漠然とですが思うわけです。
システムが整っている。
資源(人やお金)が存在している。
これはすごいことです。
自分がそこにいることで、お金が使える。
既存のネットワークも使える。
一方で、仮に起業するとなると、システムをゼロから作っていかないといけないわけです。
これはとてつもなく力の必要なことです。
自動車製造に関していうと、フォードとかトヨタとか、会社独自の生産方法が存在している。
それがすなわち、フォードがフォードであるゆえんであって、トヨタがトヨタであるゆえんだと思う。
ただ、このフォードやトヨタにしても、システムの先(というか裏)には、「なぜそうするのか」って部分があると思うんですよ。
例えば、部品の取り寄せを合理的に調整して、無駄を省きたい、とか。
だからシステムなんて、試行錯誤を繰り返していたら自然と作られていくわけで、
「なんで自分が、これをしたいのか」って部分をいつの間にか忘れてしまって、
「どうやったらお金が動くのか」とか「どうやって集客しようか」って部分を先に考えてしまうと、
それはいわば、破綻に繋がると思った。
というのも、自分が奈良でしたいことは、「外国人観光客に知られざる奈良を伝えたい!」って部分になるわけだけど、
その一点を忘れて(無意識のうちに隠してしまって)
「人を集めよう」とか「お金を動かそう」ってことに、いつのまにか頭を使いすぎていた。
軸を見失わないようにする、っていうのはつまり、「なぜ」の部分をないがしろにしないということで、
「なぜ」を心の片隅に常に置いておけば、
何かの時にもアンテナが反応して、チャンスを拾ってくれるんだと思う。
「奈良のこういう部分は課題であって、それを変えたい。自分自身こういう経験があって、奈良には他にもいい場所があるし、外国人に伝えたい」
ってところをいろんな人に伝えていたら、アイデアなんていくらでも湧いてくるし、転がってくるもんやと思う。
人事を尽くして天命を待つ、というか。
目的と手段、履き違えたらいけない。芯を、軸を常に省みて、自分に対して問い続けること。