本日はファースト・アルバムから。
Miseryです。
2分に満たない曲になります。
もともとヘレン・シャピロ(英国の歌手)のために書かれた曲ですが、歌詞の内容が暗い(曲名の通り、辛い)ので却下されたようです。
確かに、出だしで
The world is treating me bad, misery.
(世間は私に冷たいのよ、辛~い)
なんて、やっぱり辛いのよ。
当時は海のものとも山のものともわからないグループ(ジョン)からのプレゼントだから致し方ないですね。今となってはちょっと本人も残念だと思っているんではないでしょうか。
ステレオをモノの違いですが、曲の長さが微妙に違うのはフェイド・アウトでわかりますが、自分の耳がおかしくなければ、イントロのピアノから違っているように聞こえて仕方ないです。
ステレオはFから始まっていますが、モノはCから始まっているのがわかります。モノは頭が切れちゃったのかな?
頭が切れているのにモノの方が若干長いです。
なので、3回目のララーラ、ララーラの後にもう一回ラーラまで聞こえます。
キャピトル盤のステレオは今の所未CD化のRarities (英国との違いを出すためにRarities Vol. 2と呼ばれています)にしか収録されていません。The Early Beatles (The Capitol Albums Volume 2とThe U.S. Box収録) からは米国の曲数制限から外されてしまったようです。
MiseryとTheres a Placeの2曲が外されています。Rarities Vol. 2は今後リリースされるのでしょうか。。。
<収録>
◎LP (British)
・Please Please Me (Mono & Stereo)
◎LP (America)
・Introducin... The Beatles (Mono & stereo)
・Rarities (Stereo)
◎EP (British)
・The Beatles (No. 1) (Mono)
◎CD (British)
・Please Please Me (Mono 1987 & 2009、Stereo 2009)
・EP Collection (No.1)
◎CD (Japan)
・ビートルズ No. 2 (Mono)