高校に入って、ギターもようやくガットからエレキに変わりました。
そして、気になっていたThe Eaglesの『Hotel Carifornia』をLP(当時はCDなかったので)で購入しました。これに合わせ、伊藤銀次さんが解説しているギター・スコア(イーグルス・サウンド(3)らしい)を買いました。
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で、初っ端がやはり「Hotel California」なんだけど、この1曲だけ、バンド・スコアになっとる。気合が違うね。
スコアが手元にないので、うる覚えですが、「One Of These Nights」、「Heartache Tonight」、「Take It Easy」、「Life In The Fast Lane」、etc
かなり練習しましたね。
今思うと何で銀次さんがこんな解説をしてるのかなぁと、不思議です。
ネット探してみましたが、関係を記した記載はどこにも見当たりません。
#知っている人がいたら教えて下さい。
で、LPの中身ですが、まずはインナー・スリーブを読んで、いやな感じを抱きました。
The Eaglesはもともとギター・バンドで、ギター以外の楽器の占有率はそれほどでもありませんでした。しかし、このアルバムではエレピ、シンセ、オーケストラ、ピアノなど占有率はかなりのものでした。
これらに関して、中・後期のビートルズの楽器の使い方について言及されていました。
ビートルズの楽器の使い方はいかにもギミックに走りすぎているが、イーグルスのそれはいかにも洗練されているような感じに受けました。
そりゃー、ビートルズは時代の先端を走っていたわけで、人跡未踏のことをやったことで、非難されることなんてざらにあるわなぁ、なんて私は思います。
イーグルスの洗練さは、ビル・シムジクのプロデュースのマルチトラック・プロデュースのことですか?(この辺についてはレコ・コレ1994年12月の高橋健太郎(大学の時に同姓同名の後輩がいました。)さんが、皮肉って解説しています)
と、当時はここまでは思ってはいなかったですがね(^^♪
Wated Timeのインスト以外はどれも珠玉の曲ばかりです。
Bernie Leadonの後釜として、ふさわしいのかよくわかりませんが、ビル・シムジク繋がりで元James Gang~ソロでやっていたJoe Walshの参加にやはり目が行ってしまいます。
A-1.Hotel CaliforniaのDon Felderとの掛け合いソロは名演ですね。
A-3.Life In The Fast Laneのマシンガンみたいなカッティング、今までビートルズしか聴いていなかったので、すごくビックリしました。銀次さんの解説見ながら稽古しました。
'70年代はスライド天国で、誰しもスライドやってて、イーグルスも例外ではありませんでした。
B-2.Victim Of Loveはバリバリやってますね。3枚目の『On The Border』収録の「Good Day In Hell」ほどのインパクトはありませんが、ソロ前のチョーため、一気に高音に駆け上がるところが結構かっこいいなぁ。
意外と好きなのが、Joe Walsh作のB-3.Pretty Mailds All In A Rowのやさしい曲。スライドあり、シンセあり、今までになかった曲です。Joe Walshはちょっと変わったところがあるけど、こういうの上手いんですよね。ソロでもこれ系の曲はたくさんありますね。
B-4.Try And Love AgainはRandy Meisnerの作。Take It To The Limitより好きです。「Joe WalshがGretschのCountry Gentlmanを弾いている」なんて、珍しく使っているギターについて解説していた記憶がある。これはPocoへのオマージュなのかな(^^♪
最後はB-5.Last Resort。ほとんどピアノ曲。最後がむなしく終わっていく。Hotel Californiaが最後の拠り所っていうところですかね。
つづく、『The Long Run』は散々ですが。。。
取り止めが付かなくなったので、この辺で。