徳川家康の霊廟として家光によって
現在の絢爛豪華な東照宮が作られました。
ちょうど江戸城からの鬼門封じの上野寛永寺
その延長線上にある日光東照宮。ここから天帝として
日本を未来永拗 見守っていくというなんとも壮大な
ヴィジョンのもと綿密な計算があったわけです。
有名な三猿の「見ざる、言わざる、聞かざる」も
実は人間の一生を表した教訓のうちの一枚であるし、
「猿」の彫刻は韻を踏んでいるダジャレじみたものだと思っていたけれど
神馬の守り神であるからだったことを知って
これまたびっくり。
陽明門では完全は崩壊の始まりだからという意味で
意図的に逆さ柱、グリ紋の向きが異なっているものがあり
ガイドさんが必ず説明をいれ、「どれでしょう?」とお客さんを交えて
話すところですね。手水舎も不完全に屋根部分が切れてます。
ところでJALは昔の鶴丸マークにロゴを戻していますが
この鶴のマーク、東照宮にもあります。
隠れミッキーを発見してほくそ笑むように、驚くこと請け合いです。
探してみてくださいね。
ツアーバスは東京から日光まで休憩含めて片道2時間半くらいか。
帰りはお客さんも疲れて寝ることが多いでしょうから ガイディングにそれ程
問題はないでしょう。でも「行きは大変だろうなあ。」と思います。
行きで渋滞でもしようものなら ガイドの本領発揮できる部分ですが
ネタの在庫がなければ それは拷問。新人ガイドで日光できる人は
やはり凄い!ガイドのはしくれとして淘汰されないよう日々精進しなければ
そんな感想を持ちました。
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