月日の経つのはとてもはやいもので、
英語にはじめて触れてから25年も経っていた!!!
この間には受験、就職、転職があり
涙枯れるほど悪くもなく、平凡に生きてきた。
ロストジェネレーションとも言われるこの世代、
受験戦争は激しく、就職は氷河期、どうにか入った企業も
経営が厳しく 残業につぐ残業。
かといってがんばった分が報われるわけでもないので
非常に醒めているといわれている。
終戦後 食べるのにも事欠くことは当然ないし、バブルの頃は
こどもだったから恩恵はあずかっていない。
自分の経験を当てはめてみると・・・
就職 超氷河期 仮面留年するものもいた。
通訳ガイド試験合格 その年に9.11ニューヨークビル爆発テロ事件勃発。
なんか時代とのタイミングが悪い気がした。
そしてなんとなくの予感だが
通訳案内士試験はこれまでのネームバリューは下がり
総合特区制度が導入されれば淘汰されることだろう。
民間外交官という崇高な役回りだったはずだったのに
いまでは英語等外国語でコミュニケーションができればいいくらいに
成り下がっている。
こんな話を知り合いにしたら、
「ボランティアでも英語が使えればそれも勉強になるし、出会いにもなるからいいんじゃない。」
と返答された。
「わかってないよなあ。」と思う。
第一、自分だけの問題ではないのだ。「業」としている通訳案内士にとっては
ダンピングのみならず、へたすれば職を失いかねない。
こういう状況を見てみぬ振りをするなんて、自分も端くれだからゆるせないというか
むかつく。
また相対的にみても「業」についている人が少ないからという理由で
保障されないことがあるとすれば それもまたむかつく。
観光を本気で考えているのなら取るのが難しい(とされる)通訳案内士試験をなくすのではなく
海外でももっとたくさんの地域で試験を行うとか、合格セミナーを設けるとか
何らかの策を打つべきで、安易に外国語で話せればOKは国益にならないはず。
3年もかけてやっと取ったので 総合特区制度に賛成の方々も
受かって、資格を取れたら同じような気持ちになるのではないか?
と思ったりしている。
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