観光業界はこの東日本大震災と福島原発の影響で大きな打撃を受けている。
小泉首相から始まった「観光立国」宣言から徐々に増えた訪日外国人数は
大きく減った。
原発問題が解決しなければ 少なくとも訪日客を呼び戻すのは難しい。
震災直後 メディアを通して聞こえてきたのは
「この程度の放射能なら人体に影響はない。」というもの。
しかし、しばらくして深刻度はレベル3からレベル5、一ヶ月後には
なんとレベル7というチェルノブイリと同じ深刻度に変わったのだ。
どの情報が正しいのか信用できなくなってしまった。
東京電力の発表も まるでまるで 昔の大本営発表ではないか。
真実を隠蔽しているのではないかと懐疑的になってしまう。
思えば、東京電力はテレビなどの大きなスポンサーであり、政官財つまり
国とのつながり(癒着)があるわけで
だとすれば東京電力に不利になるようなことを報道するわけがない。
原発問題の収束宣言でもない限り訪日外国人客の囲い込みはまず不可能なわけだが、
この消費低迷ムードをなくすためには国内にいる我われが普段どおりの生活をするのは不可欠なのだ。
東北地方の復興支援と肩肘はらずに
東北の名産を買う、小銭募金をするなど
これからは継続してできることをしなければなと思うようなった。
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