2015年8月2日京都生まれの男の子、三代目アルファの成長日記です
ゴールデンアルファのブログ 「おいでアルファ」
ソロモンの指輪
久しぶりに
“ソロモンの指輪”を読みました
この本は
著者のコンラート・ローレンツが
自宅で沢山の種類の動物たちと共に暮らして
その生態を分析した動物行動学不朽の名著です
今でこそ「刷り込み」の概念は広く認知されているものの
ローレンツ博士がこの動物(ハイイロガン)の行動を発見したのは
今から70年も前のことでした
ハイイロガンが生まれてまもなく自分のそばで動く
大きな生き物を親だと認識する「刷り込み」は
犬にも当てはまることがあって
一度刷り込みが起こるとやり直しがきかないといいます
そう言えば
三代のどのアルファにも思い当たるふしがあって
良いに付け悪しきに付け
リセット不能なこの奇妙な動物の行動はどこまでも興味深いです
ローレンツ博士は更に言います
犬には、ジャッカル系とオオカミ系があり
ジャッカル系の犬は、誰とも「仲良し」になって
誰が綱を引いても喜んで付いていく
一方
オオカミ系の犬は、一度主人と見定めた相手には
絶対服従の姿勢をみせ忠誠を誓う
例えば飼い主が変われば
なつくことはないし
それどころか
彼は主人を失った苦悩に耐えきれず
心理的均衡を失って
野良犬のレベルにまで転落してしまう・・・
いつもこのくだりを読むたびに
きゅっと胸をしめつけられるような気分に陥るのですが
アルファは勿論ジャッカル系
万が一手放すようなことがあっても
新しい飼い主を得て
路頭に迷うことはないと安心もするのです
“ソロモンの指輪”に出て来る
犬に特化した話は
10ページ足らずですが
ローレンツ夫妻のそれぞれの飼い犬
それも
ジャッカル系とオオカミ系の犬たちを巡っての夫婦バトルは
とても愉快で
読むたびに気付く行間も未だにあって
この本はアルファが居る限り
何度も読み返すだろなと思います
アルファのトリセツ
週末は犬の幼稚園に行きました
色んなワンコと出会って
その飼い主さんにも触ってもらって
アルファは
しばし非日常を味わったことと思います
最近のアルファは
叱られるのを承知の上で
スリッパやタオルを
せっせと
私たちのところへ
持って来ます
これまでは
ダメっと叱ったり
なだめたりして出させていましたが
きりがありません
そこで
思いっきり
彼に背中を向けて
無視を決め込むことにしました
そうすると面白いことに
くわえていたモノを
口からぽとりと
落とすのです
私たちに
相手をしてもらえないことは
結構堪(こた)えるようで
“無視をする”
は
彼の場合
有効な叱責手段になりそうです
アルファの取り扱い説明書
第一項として
彼が
こんなレトリーブをして来たなら
速攻無視する
を
挙げておこうと思います(^o^)~♪
救急救命士
今日は
母さん衣替えするからと
朝から忙しそうで
外へ出されてしまった
ちょっと
走ったりしてみたけれど
一人では退屈で…
やっぱり
部屋に戻りたい
けど
母さん忘れてる
ボクのこと…
やっと
中に入れて貰って
救命士ごっこした
最近
母さんが
やけに気に入ってる
救急救命士
仕方ないから
付き合ってあげた
ドック
今日も骨をガシガシしています
彼は犬です
He is a dog !
と
発音は違うのに
無理矢理結びつけて…^^;
週末
飼い主は人間ドック&脳ドックを
受けてきました
まるでホテルのような
検診所で
忙しさにかまけて
そして
面倒くささも加わって
ここ十数年健康診断さえ
受診していません
一体どんな悪い数値が出るかと
半ば覚悟しましたが
精査された結果は
後日書面で通達されるものの
この日判明したことに限っては
重篤な病の兆候はなく
ほっと胸をなで下ろした次第です
受付から
7時間余り掛かった諸検査は
製造工場のラインのようで
受診者は
ドアからドア
部屋から部屋へと送られてくたびれ果てました
脳検査は寝ているだけで楽でしたが
胃の検査では
身体をくるくる自ら回し
腕の力がなければ
検査台から落っこちそ
人間ドックって
身体の丈夫な者でなければ
受けられないなぁ
よしよし良く出来た!
と褒めてみる
~犬の幼稚園にて~
面白かったのが
20年ほど前の検診で指摘された
コレステロール値です
あの時医師からは
「このままだと10年後危ないですよ~」
と脅されたけれど
今回もほぼ同値で異常なし
健康値は時と共に変わるのですね
いつもキッチンの足元に居て
邪魔です
せめて
アルファが生きている間は
元気でいなければと
夫婦揃って
受けたドックでしたが
翻って考えれば
重い腰がこうして上がり
受診をきっかけに
食べ放題飲み放題の
食習慣を見直そうとまで思えたのは
彼が居てくれた
まさにそのお陰だろうと思います(^^)