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恐怖の松江自動車道その3.

朝から

なんかね…仲よさげ

2016年11月26日(土)

■2016年10月31日(月)

松江自動車道に入ってからだと次の給油所はジャンクションを経て、中国自動車道の安佐サービスエリアまでありません。その距離は約100キロ、一時間は走ることになるでしょう。まだエンプティマークは点灯していないけれど、私はもう怖くて怖くて仕方ありませんでした。旧い車ですが、アル号は3000㏄の四駆です。Eマークが点灯すれば、あっという間にガソリンがなくなりそうな気がします。燃費は悪い。 


地獄に仏~道の駅・たかの


もうたまりかねて、その時ナビに表示されていた「道の駅」に行こう、そしてJAFを呼ぼう、と次の出口で降りることを決心しました。何よりも、高速道路を走ることから逃れたかったのです。

松江自動車道脇に見えた「道の駅・たかの」

ストリートビューより

私の感覚からすれば、「道の駅」は一般の道路上にあって、立ち寄るならばインターチェンジを降りることになると思うのですが、「道の駅・たかの」は、松江自動車道「高野」を出るとそのままこのエリアに入ります。いわばSAと同等の役割を担っていました。降りて気が付いたのですが、松江自動車道のこの区間は料金が無料でした。そういえば、入り口には料金所はなかった…

出口を道なりに進むと「道の駅・たかの」

ストリートビューより

 

取り敢えず、ここまで来るとほっと一息付きました。後ろから迫っていたトラックも、その又後続車の観光バスもアル号に続いて駐車場に入ってきます。あー地獄に仏だわ。アルファも車から降ろしてトイレタイム&水分補給をしてやらねば~。何だかこの道の駅は、砂漠で遭遇したオアシスみたいです(^^)。あ~降りて良かった☆

アルファも休憩(*^_^*)


わたしたちもしばし休んだ後、さてガソリンの給油をどうするか協議です。実はナビでもスマホでもスタンドは探せたのに、まっここまで来てしまった訳だから、と、てっ取り早いアナログな方法、道の駅で働く店員さんに聞きました。すると・・・なんとすぐ近くにエネオスのガソリンスタンドがあると言うではありませんか!もうガッツポーズと小躍りでした。言われる通り、道の駅を出て左折~ありました、ありました!小さなスタンドが…


「道の駅たかの」からすぐのところにエネオスが!

ストリートビューより


もしかしたら、主人の言う様に、ここで給油しなくても次のSAまでガソリンは保ったかもしれません。でも万が一のことを思うと、やはり怖くてそんな冒険はできませんでした。

松江自動車道にはガソリンスタンドはない

調べると分かることだけれど、境港の産業道路を経てこの松江自動車道に至る国道に入る手前にでも、あるいは国道の要所要所に大きく看板を立てて注意喚起はいるハイっ自分の不用意は棚に上げてます^^;

そうそう、このガソリンスタンドに入った時、誰も居なくて私たちは車内から小さな事務所内に居るはずのエネオスのスタッフを遠目で探していました。あたりは既に日も落ちてきて、周囲には人っ子一人いません。イヤな予感もしてきます。どうしよスタンドはもしかして、もう閉まってる?田舎だもんなぁ…やっぱりJAFを呼ぶしかないっか…と思案していたそのとき、運転手側の窓をコンコンと叩く人影が。ドキッとして振り返ると、薄暗い中にふぁと顔が浮かんで、一人のおばあちゃんが窓に張り付いて私たちをのぞき込んでいました。ギョッもうびっくり仰天…(*_*)。


いやいや、なんと失礼な…一言も言葉を発せられはしなかったけれど、このお方こそ救いの女神~。アル号は満タンにして頂いて、安心して帰路に着くことが出来たのでした^^。

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恐怖の松江自動車道その2.

今朝のアルファ

やっぱり家がいい?^^;

■2016年10月31日(月)

新鮮で美味しい、しかも好物のイカ刺しが食べられて主人は上機嫌。ビールを飲んだ後は熱燗もクイクイと~^^;こうなると、運転は私がするしかなくて、境港を出発後ナビの言うとおりに従います。

地図を見れば一目瞭然

主人曰く

三角形の一辺(松江自動車道)は

他の二辺(米子道・中国道)の合計より短い

 

私が、不安に感じたこと・・・それは車のガソリンでした。メーターは下部を差しているものの、この時点ではEマークが点灯するにはまだまだ残量はある…けれど、帰り道、市内のスタンドで給油するつもりだったので、当初の予定にはなかった道路を、しかも初めての道路を走ることに一抹の不安を覚えたのです。それでも、どこかにきっと給油スタンドはある、きっと現れる、ここは国道だ、田んぼの中や森の中を走っているわけではないんだもの…

ストリートビューより

こんな道路が延々と続く

ナビが案内する通り、車は境港の産業道路から伸びる海峡大橋を渡り、国道431号線を進みます。左手にまるで池のように穏やかな中海を見ながら運転しましたが、行けどもと行けどもガソリンスタンドがないのです。助手席に座る主人は酔いも手伝ってのんきなもので、どこかにあるさ、ガソリンだってまだまだ大丈夫だよ、家まで走れる、と言います。そう言われれば言われるほど心配になってくる・・・

 ホテルのドッグランにて

記事に関係ないけど…

ちょっと深呼吸

実は、彼には前歴があるのです。何でも物事を鷹揚にとらえ、どっしり構えているのはいいのだけれど、時としてそれが災いをもたらし私に迷惑が及びます。随分前のことですが、市内から自宅に帰る時でした。車のガソリンメーターがEマークを点灯させたままなので、早く給油をしないと、と私は言いました。けれど、彼の返事は、上記と同じ、大丈夫大丈夫、家まで走れる。

我が家は、ちょっとした峠を越えるのですが、果たして、峠越えのてっぺんで、はい、ガソリンは底を突き、車はかっくんかっくん言いながら止まってしまいました。幸い左端っこに避ける場所があったので、彼は手慣れたハンドルさばきでそこに車を停車させましたが、JAFのお兄さんのお世話になったことは言うまでもありません(怒)。

山間部を抜ける松江自動車道

瀬戸内の「しまなみ街道」に対抗して「やまなみ街道」と名付けられたそうな

ストリートビューより

 

そんなことを思い出しながら、スタンドを探しましたが、やっぱりない。途中で引き返せば良かったと後悔もしながら、そのうち、ついに松江自動車道に入ってしまいました。もしかしたら、サービスエリアで給油ができるかもという期待を抱きながら(あっさり裏切られた)、もう走るしかありません。

松江自動車道は、広島県三次(みよし)市から島根県松江市までの高速道路で、長い期間の工事を経て三年前に全線開通しましたが、通行するのは今回が初めてです。わたし一人で長距離運転をするときは、目的地まで予め給油場所を必ず決めて走るのですが、この道路に対するリサーチは全く出来ていませんでした。

米映画「激突」

 

片道一車線の道路を、どうかEマークが点らないように、と願いながら、そうしてアクセルも極力抑えて走りましたが、なんとトンネルが多くて長いこと。しかも、後続には大きなトラックが走っています。万が一、こんなところでガス欠になったなら、車間距離はとってくれているものの、もしもトラックの運転手さんが少しでも注意散漫であるならば追突は避けられない。 後部のケージに居るアルファの命はもとより、どんな惨事になるかと思うと生きた心地がしませんでした。古い映画で恐縮ですが、若き日のS.スピルバーグ監督のサイコ・スリラー「激突」も思い出して身が縮み上がりました。後ろから、迫り来るトラック!

きゃーっ!

 

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恐怖の松江自動車道その1.

大山観光局ホームページより

アルファと散策した桝水高原

こんな紅葉を求めていたのだけど…

■2016年10月31日(月)

自然相手に嘆いても仕方のないことですが、今回の大山の景観にはやっぱりがっかり感が伴います。あー上記のような紅葉が見たかった。次回行く時は、11月u中~下旬、ちょうどこのブログを綴っている頃に行こうと思います。

アルファと迎えた大山の朝

主人はまだ寝てました(^^)


けれど、今回の旅行はアルファにとっては初体験、きっと楽しかったことだろう、一日中、ずっと私たちと一緒に居られて幸せだったに違いないと、今から思えば、飼い主は勝手に満足して自己完結した旅でした。

ドッグランで楽しんだし

お友達も出来た!

こうして帰路についた訳ですが、ここから米子経由で、境港へ行き、魚市場の真ん前にある「かいがん」という海鮮料理のお店を目指しました。以前、大山でスノーシューをした時にも、皆で食べに行きましたが、その話をすると、主人がピキッと反応したのです。

前述していますが、営業職に居た彼は、全国各地の行く先々で地元の名物を発掘しては、仕事の合間に楽しんだといいます。良い仕事をするために、ホテルも選び、美味しいものも食べて英気を養う、出張先でのこのささやかな贅沢は、若い部下達に受け継がれ、今も会社の営業マンたちの伝統になっているそうな(^^)そんな訳で、地元の美味しいモン情報は彼の胃袋を刺激したようでした。


海鮮料理のお店「かいがん」

ストリートビューより

話が脱線しましたが、このお店で昼食後は、のんびりと帰路に着く予定です。少し先にいけば、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」で有名な妖怪ロードがあったり、犬連れで散策出来るエリアもあるようなのだけれど、私たちは一路、帰宅することに。

当初は、往路に選んだ米子自動車道を走るつもりでした。道路上にある蒜山高原SAでソフトクリームも食べたいし、ヨーグルトも買って帰ろうと楽しみにしていたのですが、主人が松江経由の方が近い、新しく自動車道も出来ているから島根方面から帰ろうと言い出しました。


 主人が注文した白いか&ウニ丼

地図の読めない女は、読める男にはかなわない、というのもあるけれど、新しくしたナビも、それは主人の言う通りだと、松江自動車を走る経路を提案してきました。これでは反論の余地はない。ナビが指し示す方面へハンドルを切りましたが、この時から、私は妙な不安に捕らわれ始めていました。

ウニ大好きな私は、単品で追加注文

イカ大好きな主人も、追加で注文

どんだけ食べるねん~

なお、アルファはくたびれて車の中で爆睡中…(^^)

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知らぬが仏….

大山の麓・桝水高原にて

■2016年10月31日(月)

翌朝、朝食後、ゆっくり身支度をしてチェックアウトしました。ちびっこアルファを連れた初めての旅行で心配することは多々ありましたが、トラブルなく無事に一泊できたのは上出来でした。

あのイラストそのままの走り方をするアルファ

何だか手と足バラバラ?

ホテルのドッグランにて


当初二泊する予定だったので会社もお休みを貰っていて、気分は実にゆったりしています。いいなぁ~仕事がなければこんな豊かな時にいつでも身を置ける、いやいや、これは非日常だからこそ今日のような日が持てるのだと、気分を切り替えるのも早かった。帰る場所があるから、そうしてしなければならない仕事が待っているからこのひとときを楽しめるのですよね。

羊飼いが行く(^^)

桝水高原にて


急ぐ旅でもないので、先ずは大山の麓を散策することにしました。ホテル前の県道を走ってすぐの桝水高原へ行きましたが、ウィークデーなので観光客も居ないこの場所は、犬を連れて散策するのには良かったです。同宿したアル君の飼い主さんに教えて貰ったのですが、行き当たりばったりの我が家には貴重な情報でした。

左方面遠くに見えるのは、松江の宍道湖らしい…


この辺りは冬の季節になるとスキー場になるようで、山の斜面にはリフトが設置されていました。もう4年も前のことになるでしょうか。この山の麓で先代アルファとスノーシューを楽しんだことが目に浮かびます。前述しましたが、あの時一緒に遊んだぷりんちゃんやさむ君も今はお空組。時はあっという間に駆けていくものですね。どこへ行ってもこの場所は、あの子たちがふうっと現れるのでした。

大山の紅葉をカメラに納めようとする人たちがいっぱいで

余りの混雑ぶりに、彼は、一人で in the car でした^^;

鍵掛峠にて

鍵掛峠から大山をのぞむ


さて、大山の紅葉はいかに?。事前に調べたところ見頃は10月後半から11月のはじめ、と観光サイトには記されていましたが、今年は一週間遅れているそうで上記の写真の通り、今ひとつの景色でした。例年ならば“燃えるような秋”の風景が望めるだろうに残念でした。晩秋になっても夏のような気温が続いたからでしょうが、温暖化の影響を鑑みると、今後もこの辺りの紅葉はもっとあとにずれ込むようになるのかも知れません。

鍵掛峠は大山屈指の紅葉の名所なので、ウィークデーといえども余りの混雑ぶりに、アルファも車から降ろしてやれず、私たちも写真を一枚撮っただけでこの場を後にしました。これからの行き先は米子です。境港にあるお店の海鮮料理を食べに行くのです。この旅行の二つ目の楽しみ、そして帰路の旅路の目的でもあるのでした。

海鮮丼ぜんぶ乗せ-☆

米子を目指して、そうして境港を目指して車を走らせました。到着した時間は、ちょうどお昼時でしたが、それほど待たずに入店できてご機嫌なわたしたちのランチタイムです。空腹も手伝って、それぞれが二人前の料理を頼んでしまいましたが、期待は裏切られず、朝採れた魚の新鮮なお刺身に舌鼓を打ちました。このあと見舞われる“恐怖”の予感さえもなく、これこそが、知らぬが仏のアル家なのでした。

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大山の犬のお宿/旬香にてその2.

ホテルの周囲を散歩しました

■2016年10月31日

翌朝、早く目覚めた私とアルファは、ホテルの近くにある散歩道を歩きました。この周辺には沢山の別荘やペンションがあって、散策するのに格好のエリアでした。お天気は快晴というわけにはいかなかったけれど、山の麓で雨が降らないだけでも良しとせねば。


どこからかニワトリのコケコッコーっという結構大きな鳴き声がして、そのたびにアルファは立ち止まり、固まります。ほんとにびびりですが、平常でない環境に居て、しかもこれまで聞いた事の無い“音”に反応するのは仕方のないことかもしれませんねぇ。

素敵なペンションが立ち並びます

犬も泊まれる宿が、このあたりにも何軒かあるらしいのですが、ドッグランを備えた旬香には及びそうもない気がします。でも、ここを拠点にして大山の山々を、例えば犬と一緒にトレッキングしたり、スノーシューを楽しんだりするのには最適の滞在地だろうなと思いました。

そうそう、昨日の夕食は、前菜の後、ほどよい質と量で鳥取和牛やこの地域で採れた食材を使った山菜、温かいスープなどが出ましたが、格別に、ということはないものの、丹精込めて作られたと感じる料理がテーブルに並べられて、そして各席に気配りや心配りが行き届いた気持ちの良い雰囲気で食事が出来ました。

 

頼んだワインもワインクーラーに入れられて丁寧にテーブル横に運ばれてきました。

のんべーの主人はウハウハ、好みのフルボディだったようで、あっという間に一本空けてしまった

食べ放題だったデザート

嬉しかったのはプチサイズのデザートでした。どれを幾つ頂いても良いそうで、私は真ん中の果物とチョコケーキを選びましたが、部屋へも好きなだけお持ち下さい、と勧めて貰いました。最後に飲んだコーヒーも思いがけず本格的で、コクのある良い味でした。犬連れOKの宿であっても、提供される食事も顧客満足に影響するし、、この種のホテルの経営は、ほとんに難しいものだと思います。

 ホテルのサービスの一環(^^)

かぶり物の撮影を勧められました

カボチャやお面など沢山の中から選んだライオンさん

似合わねー

迷っていたAmazonへの注文はやめました笑

ホテルの玄関横に、即、アルファのかぶりものの写真が貼られました^^;

このホテルのレビューは、おおむね良い評価が載っていたので宿泊先に選びましたが、実際に滞在すると、これらの感想はほぼ当たっていて、成る程と頷けました。中には、到着時の記念写真の撮影は必要ない、その分料金を下げて欲しいというシビアな意見もありましたが、我が家では良い記念になりました。写真はいつもスマホかデジカメに収まったままで、余程のことがないかぎり、プリントアウトすることはありません。キッチンの出窓に置かれた写真を見ては、ついこの間のことなのに、この旅行が既に懐かしく食卓の話題にのぼります。果たしてこれが10年後ともなれば、一体どんな思い出話になることか。

我が家では良い記念写真になりました


ただ一つ、このホテルに望みたいのは、入り口に門を付けて締めておいて欲しいこと。このホテルのすぐ目の前は県道です。それも一直線に伸びている見通しのいい道路だけに、車はもの凄いスピードで走ります。飼い主は、十分に注意をしているけれど、それでも万が一にでも犬が飛び出しでもしたら…そして運悪くその時に車が走ってきたら…これだけが気がかりなことでした。

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