アロハな人々

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行田が舞台『陸王』

2016-07-30 12:00:00 | アロハガス日記

こんにちは!一課の田代です。
今日は『陸王』を紹介したいと思います。
半沢直樹や下町ロケットの作者池井戸潤さんが、私の地元である行田の足袋屋を舞台にした物語です。

あらすじは
埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は従業員27名の創業100年の老舗足袋屋。
足袋の需要は年々減少しており、社長宮沢は、この苦しい状況を何とか打開すべく足袋のノウハウを生かしてランニングシューズの開発に取り組むことを決意。

宮沢社長の熱い想いに影響されていく社員や取引先、息子の成長、経営者としての葛藤などが盛り込まれた熱い話です。
途中からどんどん引き込まれ、一気に読み終えてしまいました。
読み終わりたいけどまだ読み続けたい。
読み終えた後は余韻を楽しみつつ、もう一度じっくり噛み締めながら読みたいって思う一冊です。

会社に貼られている格言です。

本気ですれば 大抵のことができる
本気ですれば 何でもおもしろい
本気でしていると 誰かが助けてくれる

一緒に働く仲間の存在って大きいですよね。
陸王のように、一人では限界があって出来ないことも、理解者や協力者がいると倍以上の力になったり、自分が出来ないことまで広がっていったり。本気が認められると想像していたこと以上に物事って広がっていくんだなって思います。

話は変わりますが、実は私、若い頃、着物が好きな時期がありまして、白い足袋は何足か持っていたのですが、この本を読んでみて行田の名産品である行田産の足袋を持っていないことに気づきました。
調べてみたところ、柄やデザインが豊富にみつかりました。(
もしかすると以前からあったのかもしれませんが)ステキな柄の足袋を見て、欲しい!買いに行こうって思いました。
でも更に調べてみたら、行田では、MY足袋作りが体験出来るミュージアムもあるそうで、行ってみたくなりました。行田に住んでいるのにあまり知らなかったのです。

当社のアクションクレド28番に
「地域の一員であることを忘れずに、文化や伝統、歴史を知り未来に向かって守っていきましょう』
とあります。まさしくこれです。
の小説の人気とともに行田に観光客が増えたら嬉しいことですね