心が満ちる山歩き

美しい自然と、健康な身体に感謝。2019年に日本百名山を完登しました。登山と、時にはクラシック音楽や旅行のことも。

尾瀬の森と湿原巡り 燧裏林道・赤田代・ヨッピ吊橋(3)

2020年08月04日 | 尾瀬・燧ヶ岳・会津駒


尾瀬・燧裏林道~赤田代~ヨッピ吊橋~鳩待峠 ((2)のつづき)


 燧裏林道はワタスゲの果穂が最盛期でした。
 大きな上田代の湿原にもたくさんありました。それも、奥に進めば進むほど、より大きな群落が出てきます。
 こういう時はどこで写真を撮ればよいか迷います。もしデジカメでなく昔のカメラだったら、いつ残りのフィルムを費やすか本当に迷っただろうと思います。
 タテヤマリンドウとトキソウの花もありました。食虫植物のモウセンゴケも多かったです。トキソウは、尾瀬では燧裏林道以外の場所では見たことがありません。
 名残惜しい景色を後にします。しばらくは、森と小さな湿原が交互に現われます。
 このあたりの景色こそ、燧裏林道の真骨頂だと思います。深い森の向こうに、湿原が見えるたびに嬉しい気持ちになります。しかもその雰囲気は、湿原ごとに全部違うのです。





 (写真:2020年7月中旬) (つづく) 



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