尾瀬・燧裏林道~赤田代~ヨッピ吊橋~鳩待峠 ((8)のつづき)
東電尾瀬橋からヨッピ吊橋を渡って山ノ鼻に向かう道は、北側から山が迫ってきます。最初は、見晴から山ノ鼻に向かうメインルートにはない起伏も出てきます。
新潟県の東電小屋を過ぎ、階段を下りていくと広い湿原に出ます。少し先には、福島・新潟・群馬の三県境があるはずです。
この三県境は、全国唯一のユニークな地点です。なぜなら、福島県(東北地方)・新潟県(中部地方)・群馬県(関東地方)と、地方が全部違うからです。しかし、三県境には木道は通じておらず、残念ながら歩いて行くことはできません。地図を見ると、そのポイントは川の水面ではなく、湿原の上にあるようでした。
(写真:2020年7月中旬) (つづく)