【写真は中岳の最後の登り】
12月8日(土)友人とともに、忘年登山には少し早いのですが大曲より星生山新道から星生山を辿り中岳を縦走してきました。天気は曇り、先週と比べると暖かく気温0度、車の駐車も先行者の1台だけで静かなものです。
7時25分大曲駐車空地を発ち、星生山新道の笹の急坂を登り始める。週半ばの降雨の後の冷え込みによって、登山道は凍りついていました。まだアイゼンを着用するまでもないのですが、登山靴で踏み込むとコツコツ、バリバリと音がします。新雪の後の登りはなんとか登れますが、凍りついた笹の登山道の下降はアイゼンが必要で慎重を要します。恥ずかしながら夏場でもわたしは、何度も尻餅を着いています。
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9時30分星生山稜線に出る。気温氷点下5度、ガスがかかり風も強くなる。ジャケットとパンツを着用して防寒する。友人は寒さも忘れ風が吹く方向に着いた綺麗な樹氷に歓声を上げて写真を撮っています。冷たい風が頬と耳に当たりピリピリと痛み出してきました。
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星生山山頂を9時38分通過、綺麗な樹氷を見ながら稜線を歩行、星生崎へ向かう稜線の様子です。
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10時15分、久住分れ避難小屋へ降り立ち小休止。座っておられる方が永松さんでした♪
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ほんの一瞬、ガスが切れて久住山が見えました。久住分れの避難小屋の横で休憩をしている時に、友人が「あの方は、ようこそ九重連山への永松さん」に似てる気がすると言い出しました。わたしは違うのじゃないと話していましたが、ガスが切れて久住山をカメラで撮っておられたので、失礼とは思いましたが「永松さんではありませんか」と、お尋ねしたところ「そうです♪」と答えられました。一度、三俣山でスライドしたことがあったのですが、今回はじめて対面しました。早朝から登っておられたようで、「御池は結氷していますよ。山であったら、いつでも声をかけてください」と会話をすることも出来てうれしい限りでした。
わたしが写した久住山はコレですが、永松さんの久住山は綺麗でしょうね。お会いできてよかったです♪忘年登山のサプライズでしたね。
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天狗ヶ城の遠望、また風が強く吹き出してきました。
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10時50分、御池(みいけ)に到着、気温氷点下6度から7度、先週は池の淵が凍っていましたが、今日は全面が結氷して氷の軋む音もします。御池は厳冬期の2月ごろ御神渡り(おみわたり)氷が中央で押し上がる神秘的な自然現象が見られます。池が凍りだすと悲しいかな湖面に石が投げ込まれます。氷の厚さを試されるのか割りたいのかはわかりませんが、冬だけしか見れない美しい風景です。投石は見るに耐えません。御池の氷は割らないで、そっとしててあげたいですね。
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11時30分、中岳山頂、気温氷点下10度寒い、久住山は氷点下8度だったと登山者の方から聞く。山頂のお地蔵さんは氷に包まれていました。先週はここでブロッケンが見られ下山の際は青空も見えたのですが、今日は真冬の天候で凍りつきました。益々、風が吹き出してきましたので、早々に下山です。下山路では、団体登山ツアーと思われる登山者で混み合いました。
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天狗ヶ城の岩に付着したえびの尻尾
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久住分れより北千里ヶ浜を辿り、12時55分すがもり越の避難小屋で遅めのお昼ご飯。
きのこ入り肉うどんの大盛り♪唐辛子もいっぱい入れてもらい温まりました♪
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硫黄山登山道から大曲へ向かう。2007年を締めくくる楽しい山歩きでした。
来年もまた、元気で、無理をせず、楽しく山を歩こう♪