![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/2a/10e1cea4de86b3d9e0a6d6fac11ae522.jpg)
♪Purenaheartの青空散歩♪ さんがご紹介の詩があまりに今の私の気持にぴったりきたので、ココに置きます。自分の愚かさ、傲慢さに気づかないでいたみたい。
自分の感受性くらい 茨木のり子
ぱさぱさにかわいていく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて
気難しくなってきたのを
他人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか
苛立つのを
近親のせいにはするな
何もかもへたくそだったのはわたくし
初心消えかかるのを
暮らしのせいにはするな
そもそもがひよわな志にすぎなかった
駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄
自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ
じゃぁ~自分はどうなのよ。
と、突きつけられた気がしました。
自分の感受性を自分に問うた時、
謙虚さが足りない事に気がつかされました。
すぐに、ムッと来る前この詩を読み返したいと思います。
purenaheartのところでプリントアウトしたのをいつでも読めるように、部屋の壁に貼っています。
「しなやかさ」の言葉に私は一撃喰らった。
果てしなく、遠くに、置いてきてしまっている。
いかん、いかん・・・
思い出させてもらえた事に、感謝します。
ありがとうございます♪
この詩に出会ったのはしばらく前の事になります。
詩の朗読会に誘われた時でしたが、
結局、その朗読会には参加できませんでした。
初めて見たときから心を打たれる詩ですので、
機会があるごとに思い出されて、小さな本の活字を追ってしまいます。
たくさんの方に読んでもらえれば嬉しい限りです。