「ホテルロワイヤル」で直木賞受賞。
ラブホテル経営者の子として育ったとか、ご本人のあけすけな語り口に興味を持って、図書館にあるモノをセッセと読んでいる。
ストーリー構成がミステリータッチで
ふんふんそれでそれでと深みに連れて行かれる感じ。
今回は親子関係の希薄さが生んだ性格か、拘りの薄い登場して絡んでゆく。
最初は懐かしの歌謡曲から話が進んでゆく。
もう記憶が危なくて、
伊藤咲子の「乙女のワルツ」ってどんな曲?
寺尾聡「渚のカンパリ・ソーダ」って?
ルビーの指輪なら知っているけど???
現在、時間はたっぷりあるんで、
YouTubeで確認しながら思い出しつつ読み進んだ。
最後の最後にてんでばらばらで会うこともな経過した母娘がちゃんと不思議の縁で合致?して幕。
読後の収まりがいい。
人生の優等生でない人たちの話の方が私の胃の腑にはすっと収まる。
と、言いつつ
優等生しかでないNHK朝ドラ「花子とアン」もしっかり見て泣いて(*^^*)
ところでホテルロワイヤルは図書館で受賞後相当数の予約待ちということで、
未だお姿を拝んでいない。
手垢にまみれて図書館の棚に戻る日を待つことにしよう。