昨日、発達障害フォーラムを聞きに行った。
講師の事例にADHDの子供さんの話が出て、なんだか私の素の部分と共鳴する気に襲われた。
もちろん大人なんで走り回ったしはしないが、やたら気の多い私。
思わず
大人のADHD検索。かなり当てはまる。
家で本を読んでいると何度となくキッチンへ立つ。
お茶を煎れる。お菓子を探す。ふと用事を思い出す。電話をかけたくなる。ついメールチェックをしてしまう。
それしか出来ない環境では実に集中して読める。
図書館、喫茶店、屋外ベンチ、乗りものの中。
家が一番まずい。家事の場であり生活の場。やたら気が散る。
手芸はやりかけがいくつもある。
確かにじっとする、まったりする、からは遥か遠い無職ライフ。
絶えずガチャガチャ動きまわっていないと落ち着かない所為?
忘れ物失せ物はもう回りが気にしてくれている。
「さてっと」と、帰り支度に入る周りの人が私の持ち物をチェックしてくれる。
旅に出ると何か忘れる。絶対に忘れない覚悟でも忘れる。
車のキーを落とした。キーレスになっているから現在、注文中。
友が絶対失くしては困る今使用中のスペアキーに鈴を付けるようにと強制的にくれた。
常にバックの中でチリチリと気が散るのでイヤだしダサイ。
でも「ここにあるよ」と知らせてくれる存在は心強くもある。
友の好意を無にしないように使わせてもらっている。
子供が小さい頃は荷物が多いので行く先々で必ず何か忘れた。これは100%だった。使用スミおむつまで忘れた^^;
小学校の成績表にははっきりと1年から6年まで『落着きを欠く』と書かれてあった。
中高では試験にケアレスミスがない答案がなく、点数至上主義教育では常に惜しい、もったいないと言われ続けた。
映画館で映画は観ることができるが、家でレンタルやテレビはじっとして最後まで見ることが出来ない。
息子推奨映画など並んで観るが、AS息子は当たり前ながらじっと集中。
母は絶えず動きたくなるので息子から『観たくないのか!』と怒り砲火を喰らう。
何度も観てストーリー展開が全部分かっている映画に集中出来る能力が私はうらやましい。
確かに学生時代は一貫したクラブ活動はなかった。
高校の時は3日だけバレーボール部とか、文化部も2つかけもち。
大人になってもやり通した趣味の会もなく、職に至っては今年、3ヶ月退職を2つもしてしまい…
『仕事に就いたら辞めてはいけない。少々のことは我慢して続けなさい』夫の遺言だった。
一緒に20年も暮らして居れば私の性格はお見透視だったのだ。
家事も一斉同時進行でなんとなく丸く納まっているし、
ケアマネの仕事は一点集中でなくいろんな人をお世話するので結構気に入った仕事だった。
人へのおせっかいもこの特徴らしい。
私が一番長く務めた仕事も保育士だったっけか…
正直、メゲル。
今朝目覚めは4時。
あまりに早いので源氏物語の読みかけを読んで、途中トイレ、水飲みに立ち、
猫のゲボに遭遇。処理。猫の餌ねだりの答え。
昨夜のお残りご飯を焼きおにぎりに作りかけ、ネット前に座ってしまった。
こうやって打っていて焼きおにぎりの存在を思い出した。
完成してこよう~焦がしてないよね?タイマー入れおいたばす…
先日、紅葉道を散歩していて、人はじゃんじゃんまっすぐ手を振って歩いていくのに、紅葉に立ち止まり、デジカメを構え、
黄色い蔓見つければムカゴでないかと確かめ、ムカゴ採りに励み、
川柳が浮かんだらメモ用紙を取り出し書きつけ、さっき抜いた人抜かれて姿も見えず。
究極は対象にデジカメ構えて側溝へ落ちた。
50歳過ぎて膝小僧を擦りむき、パンツに穴を開けた。
↓コレが落ちた憎い側溝。落ちるまで気が付かない足元を見ない私ってやっぱりヘン?
記事の最初に貼ってあるのが砂防壁の上から「こんにちわ」して私の全神経を集中させたタンキリマメです。
里山歩きグループではこの気ままを自省して歩くのがかなりキツイ。
結局、ひとり道草で人を待たせるし、里近くになると一人遅れ最後に山を降りる。
山頂で座って仲良し話が面倒でひとりデジカメ持って外れる。
集団乱す分子…
確かに
『見る前に飛んでコケ』
『石橋は叩いて渡たらず、目の前の面白そうなことには考えなしにかぶりつき』
『計画より出たとこ勝負』
でここまで来た。
人の話は最後まで聞かずに分かった気になり、興味が移るがままに行動する傾向は…治らない。
今さら病名を付けてもらおうとも思わないが母が私に向いて口癖のように叱っていた
「このおっちょこちょいのとんきょさく!」というのはADHDだったのかな?
(注)とんきょさく… 当方の古い方言で 『慌て者』の意味です。