げんなりしながら、自分の大甘ぶりにも呆れている。
私はどこか生まれっぱなしの裏も表もないところがある。
初対面から人の懐に飛び込むことを良しとしてきた。
要するに世間知らず。
たいへん入り組んだ職場環境で
正直どこの部署がどう繋がっているのか分からないのに
実にややこしい人間関係模様があるらしい。
コピー機ひとつ前の職場のとは違うわけで
『どないして動かすん?』
と言う新人おばさんのワタクシ。
コピー機は階下の診療所受付事務所にしかない。
使い方を傍の席のおばさんAに親切に教えてもらった。
なんと私の隣席のケアマネBとそのおばさんAは犬猿の仲なんだそうな。
まっ、それはいい。
私とそのおばさんAは窓から見える散る桜の美しさを30秒語った事が
すでに親しい関係にあるとケアマネBに伝わり、
ことある事にケアマネBの言葉の端々に
剣が見られるようになった原因のひとつと言う。
誰がそんなつまらない事をご注進なのか?
どうでもいいが、
またその裏事情を逐一、上司が私に伝えて来た。
そんなこんなをどうして上司が知っているのか、
血のめぐりの悪いワタシにも分かった。
私の居ない時に
ケアマネBが
ワタシのことをあぁだこうだと上司に言ってくれているのだ。
残りのスタッフもそれを聞いていたってこと。
知らぬはワタシばかりだった。
上司はワタシの動言を
なんでもかんでも悪く取るスタッフの性格を教えてくれた。
決定打は昨日、一緒に仕事に出て、
あまりに利用者さんに高圧的ケアマネBをさし置いて
やさしい言葉をしゃしゃり出てかけた事だった。
私は彼女より10歳以上、年上だけれども
仕事は彼女に習う後輩と言う立場。
マズイとは感じたけれど、やっぱりマズかった。
しかし…
あぁまでキツイ事を言って、相手の態度を硬化させて…
だが…
確かに彼女の立場はない。
私が悪い。
採用を決めた面接をしたトップがえらく私を買ってくれていて、
来る前にみんなに吹いたので
やっかみもあると言う。
仕事が出来るようになるまで、巧く立ち回って欲しいと。
2ヶ月タッチ差で先に入社したおない歳のケアマネは
歯の浮くおべっかを巧みに使って職場に馴染んでゆく。
私と部屋にふたりの時と、全員で居る時の態度の落差。
最初から素っぴんで話していた私も
なんだか腹の読めない奴だとようやく気が付いた。
上司に会社勤めの経験があるのかと聞かれてしまった。
確かに専業主婦歴が一番長い。
仕事上の決まり事や上下関係に鈍感なのだ。
何より正義が先に立つ。
バカだわ~
今日の休憩室。
デイサービスの職員は時間差で休憩を取る。
遅い休憩の人とたまたまヘルパーさんとふたりっきりになったら、
その人がぽつり。
ゆっくり利用者さんと話も出来ない。
なんと、ちょっと話をしていたら責任者から叱られたと。
採用されて4ヶ月目と言う彼女。
『こんなんでいいのかな?』
デイ・サービスは大所帯だし確かに人手不足。
入社してすぐに10日ばかり手伝ったから良く分かる。
私はゆっくり利用者さんと話をしてもOKだった。
要するに、ケアマネ採用の私はお客さま扱いだったのだ。
新人ヘルパーさんの疑問は正しい。
正しいが職場には職場のルールあり。
資格を取った時はこの人も私と同じ
『人の役に立ちたい』
と言う希望があったはず。
この人も長く務まるだろうか?
ようやく物言わぬ元気のない職員の多さに気がついた。
ごちゃごちゃとある各施設のトップは経営者ロイヤルファミリーで、
婿養子に娘に母に父に遠縁にと聞いても覚えられない。
それに群がってよく分からない腹の読みあいがあるらしい。
うっかり採用になって喜んだけれど、
前途多難な様相。
でもでも
趣味の会でも仲良しサークルでもない職場なのだ。
こう言う事に耐えるのも給料のウチ。
介護保険改正で、行く先の暗い介護の事業所。
辞めなくても、職場崩壊の恐れも充分にある。
魑魅魍魎の世界で、
言いたいことも腹に納めて、
亡夫は稼いでくれていたのだ。
ワタシと子供ふたりを養うために。
命を奪ったガンの進行はストレスも大きな要因だったろう。
上司から言い含められてから、
PC画面を向いて仕事再開したら、
仕事人間だった亡夫の生きていた世界を何にも知らなかった
おろかな自分に
思いが巡りはじめ
涙が転がってあわててトイレに駆け込んだ。
コミニケーションになんら障害がないはずの私がこれだけシンドイ。
アスペルガーの息子がどれだけ辛かったか?
結構、無邪気で今日まで来た。
ケアマネの一員となって2週間も経っていないんだ。
私の欠点は私が一番知らないで
鈍感なのだろう。
私は居るだけで誰かをキズ付ける存在なのかもしれない。
もう、無邪気では居られないわ~
とりあえず無駄口はストップ。
分からない事はとにかく聞いて、覚えて。
イヤミも強風も馬耳東風。
一人前にならなきゃね。
おべっかだけは使えない。
そこんとこはしゃ~ないわ~
私はどこか生まれっぱなしの裏も表もないところがある。
初対面から人の懐に飛び込むことを良しとしてきた。
要するに世間知らず。
たいへん入り組んだ職場環境で
正直どこの部署がどう繋がっているのか分からないのに
実にややこしい人間関係模様があるらしい。
コピー機ひとつ前の職場のとは違うわけで
『どないして動かすん?』
と言う新人おばさんのワタクシ。
コピー機は階下の診療所受付事務所にしかない。
使い方を傍の席のおばさんAに親切に教えてもらった。
なんと私の隣席のケアマネBとそのおばさんAは犬猿の仲なんだそうな。
まっ、それはいい。
私とそのおばさんAは窓から見える散る桜の美しさを30秒語った事が
すでに親しい関係にあるとケアマネBに伝わり、
ことある事にケアマネBの言葉の端々に
剣が見られるようになった原因のひとつと言う。
誰がそんなつまらない事をご注進なのか?
どうでもいいが、
またその裏事情を逐一、上司が私に伝えて来た。
そんなこんなをどうして上司が知っているのか、
血のめぐりの悪いワタシにも分かった。
私の居ない時に
ケアマネBが
ワタシのことをあぁだこうだと上司に言ってくれているのだ。
残りのスタッフもそれを聞いていたってこと。
知らぬはワタシばかりだった。
上司はワタシの動言を
なんでもかんでも悪く取るスタッフの性格を教えてくれた。
決定打は昨日、一緒に仕事に出て、
あまりに利用者さんに高圧的ケアマネBをさし置いて
やさしい言葉をしゃしゃり出てかけた事だった。
私は彼女より10歳以上、年上だけれども
仕事は彼女に習う後輩と言う立場。
マズイとは感じたけれど、やっぱりマズかった。
しかし…
あぁまでキツイ事を言って、相手の態度を硬化させて…
だが…
確かに彼女の立場はない。
私が悪い。
採用を決めた面接をしたトップがえらく私を買ってくれていて、
来る前にみんなに吹いたので
やっかみもあると言う。
仕事が出来るようになるまで、巧く立ち回って欲しいと。
2ヶ月タッチ差で先に入社したおない歳のケアマネは
歯の浮くおべっかを巧みに使って職場に馴染んでゆく。
私と部屋にふたりの時と、全員で居る時の態度の落差。
最初から素っぴんで話していた私も
なんだか腹の読めない奴だとようやく気が付いた。
上司に会社勤めの経験があるのかと聞かれてしまった。
確かに専業主婦歴が一番長い。
仕事上の決まり事や上下関係に鈍感なのだ。
何より正義が先に立つ。
バカだわ~
今日の休憩室。
デイサービスの職員は時間差で休憩を取る。
遅い休憩の人とたまたまヘルパーさんとふたりっきりになったら、
その人がぽつり。
ゆっくり利用者さんと話も出来ない。
なんと、ちょっと話をしていたら責任者から叱られたと。
採用されて4ヶ月目と言う彼女。
『こんなんでいいのかな?』
デイ・サービスは大所帯だし確かに人手不足。
入社してすぐに10日ばかり手伝ったから良く分かる。
私はゆっくり利用者さんと話をしてもOKだった。
要するに、ケアマネ採用の私はお客さま扱いだったのだ。
新人ヘルパーさんの疑問は正しい。
正しいが職場には職場のルールあり。
資格を取った時はこの人も私と同じ
『人の役に立ちたい』
と言う希望があったはず。
この人も長く務まるだろうか?
ようやく物言わぬ元気のない職員の多さに気がついた。
ごちゃごちゃとある各施設のトップは経営者ロイヤルファミリーで、
婿養子に娘に母に父に遠縁にと聞いても覚えられない。
それに群がってよく分からない腹の読みあいがあるらしい。
うっかり採用になって喜んだけれど、
前途多難な様相。
でもでも
趣味の会でも仲良しサークルでもない職場なのだ。
こう言う事に耐えるのも給料のウチ。
介護保険改正で、行く先の暗い介護の事業所。
辞めなくても、職場崩壊の恐れも充分にある。
魑魅魍魎の世界で、
言いたいことも腹に納めて、
亡夫は稼いでくれていたのだ。
ワタシと子供ふたりを養うために。
命を奪ったガンの進行はストレスも大きな要因だったろう。
上司から言い含められてから、
PC画面を向いて仕事再開したら、
仕事人間だった亡夫の生きていた世界を何にも知らなかった
おろかな自分に
思いが巡りはじめ
涙が転がってあわててトイレに駆け込んだ。
コミニケーションになんら障害がないはずの私がこれだけシンドイ。
アスペルガーの息子がどれだけ辛かったか?
結構、無邪気で今日まで来た。
ケアマネの一員となって2週間も経っていないんだ。
私の欠点は私が一番知らないで
鈍感なのだろう。
私は居るだけで誰かをキズ付ける存在なのかもしれない。
もう、無邪気では居られないわ~
とりあえず無駄口はストップ。
分からない事はとにかく聞いて、覚えて。
イヤミも強風も馬耳東風。
一人前にならなきゃね。
おべっかだけは使えない。
そこんとこはしゃ~ないわ~
アスペの息子だって彼なりに努力してるんでしょうが、それが、場の雰囲気を読めなかったり、失敗を恐れたりで、努力がちっとも実らず、・・ではストレスがたまる訳だわ、と思います。日払いの派遣でほぼ同じ職場に1年行ってて、いまだ雑談を交わす相手がなく、用があって話しかけるのも、心臓バコバコするんだそうです。
コミュ二ケーションの練習の相手は母だけ。その母もただの専業主婦、どうしても視野が狭い。みかんさん、大変でしょうが、社会に出て色々な人間関係を経験されるのは、アスペ母息子にとって良いヒントもあるのでは?
どうぞ、頑張り過ぎずに、頑張ってください。
息子さんの青春キップの旅はご無事だったようですね。お仕事が1年も続いている事に拍手です。
ウチの息子もクビになるまで1年と3ヶ月、誰とも親しくならず、送別会もお餞別も花束もなし。
今、無職になってとてもリラックスして過ごしているみたいですよ。夜30分くらいしか顔をみません。どうやら一日家から出ない生活なんを続けているらしいです。また自分から行動開始の時期が静かに待てるのも、私自身がめちゃめちゃシンドクて、かえって良いのかもしれません。
世の中には、おかしな誤解でトゲ刺す返答をする人と言うか、なんでも初めから悪意でしか人を見ない人物って結構居るんですね。
すべからく口から出るのは悪口バージョンと言うのが、どうやら今度の職場みたいです。
言われるまで気が付かないなんて、相当な私はマヌケです
はっはっは、知らなくて良い世界かもですよ
ウンウン、あるある、と頷きながら読ませていただきました。
人相手の仕事なのに、職場の同僚どうしで妙な腹の探り合いをしなくちゃならないなんて。
何故なのか不思議に思うことがわたしにもあります。
気遣いをしながら働くのは勤め人の常ですが、
これまでみかんさんの話を読んできているわたしが言えることは、
みかんさんは、みかんさんのままでいて良いと思います。
地のままでいられた2週間は無駄ではなかったはず。
時には「人は人」と開き直って、正しいと思うことをされた方が良いと思います。
詳しいことも判らず、勝手なことを言ってすみません。
表面上は合わせてますが、お腹の中まで変れません。ほんと、石の上にも3年。少なかったら1年?あんまり長く私に勤まる職場ではないようです。
円形脱毛?胃炎?
何かストレスの症状がでたら、無理はしないつもりです。