陽だまりのねごと

♪~思いつきひらめき直感~ただのねこのねごとでございますにゃごにゃご~♪

小説・みすゞ  荻田 芳久著

2008-05-15 20:29:29 | 
小説・みすゞ
荻田 芳久
河出書房新社

このアイテムの詳細を見る


映画の脚本を書いた人が小説仕立てにしたもの。
遊郭通いの夫から淋病を移され
子をなしてから離婚。
実家へ帰っての自殺。
決して明るい生涯の人ではなかった。

夫以外の家族は皆あたたかな人であるのが救い。
みすゞが我が子ふさえに愛情深いのが救い。

感性の豊か過ぎる繊細な人に
この最悪の伴侶でなかったら、
みすゞの人生は違っていたかもしれない。

夫は映画に実名公開を拒んだそうだ。

しかし、小説は初めっから暗い。難解。
イメージ的な描写が凡なる脳みそでは理解不能。

朝4時起きで散歩、庭いじりと体を動かした後
昼食でお腹がふくれた
昼下がりに読み始めたワタシが悪いとは思うが、
途中でぐわ~~っと寝てしまった。
詩が書いてあるところだけ、目と頭が冴えたけど、
小説全般おもしろいとは言えなかった。
詩の書かれた原風景(漁港仙崎)についてはよく分かった。

そう言えば、
↓映画の方も明るいとは言えない感じだった事を思い出した。

みすゞ

紀伊國屋書店

このアイテムの詳細を見る





最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
縁の為せる技 (Hbar)
2008-05-16 16:15:21
縁起と言いますが、すべては縁に拠って起つ。
散々な夫であろうが、縁あるものには違いない。
どこに何が拘り、主人公を苦しめたのか。
自閉症も呼びもしないのに入ってきている。
それとの付き合い方次第で人生は右にも左にもなりそうだ。
返信する
確かに (みかん)
2008-05-16 22:25:26
自分で選んで今現在と言うより
自然な流れでここにこうして居ると言う感じでしょうか?
返信する

コメントを投稿