悼む人天童 荒太文藝春秋このアイテムの詳細を見る |
なんでこの本を買ってしまったんだ?
週刊ブックレビューで観たんだっけ?
なんせ買ってからごちゃごちゃと落ち着かない日々が続き
ベットサイドに長いこと放置してあった。
悼むってなんだろう?
辞書では
〔「いたむ(痛・傷)」と同源〕人の死を悲しみ嘆く。
一人一人がこの世でかけがいのない一人だった事を確認しては故人へ祈りを捧げる。
辞書の記載よりもここではかなり深い意味であるらしい。
悼む人である主人公を取り巻いて生命の誕生や末期ガンの処し方、死の迎え方や重たいテーマが絡みあう。
延命と言う意味も問われる。
読み物としては面白かったけれど、
少しモノの見方が単純図式化されていないかな?と言う気もした。
そうそう簡単に単純に割り切れないことばかり。
夫をおくってからこっち
死後の営みは故人の望みと言うよりは、おくる側の満足ではないかと私は常々思っている。
結局、息子は帰って来ず。
電話したら偉く寝むそうで疲れている感じだった。
息子から早く読んで貸せと催促されていたのに。
読んだらどういう感想を持つのだろう?
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