竹に雀

上杉家中心・戦国まったりブログ

かちどき飯

2023-08-19 13:18:00 | 上杉家
今日は「景勝会」の集まりで、昼食に「かちどき飯」を食べてきました。
戦国時代の調理法で作られた食事で、上越市内の2ヶ所のお店で食べられます。
戦国時代の調理法なので、醤油と砂糖は未使用。
今日行ったのは、高田ターミナルホテル内にある「大黒屋」。
このお店は、8月いっぱいは予約無しで、少人数でも「かちどき飯」が食べられます。
お店に入ったら、「かちどき飯」のメニューが無くて焦りましたが、言ったらお姉さんが持ってきてくれました。

なんと調理法?のパンフレットつき。

毘の膳と龍の膳があるのですが、毘の膳を頼みました。(龍の膳と毘の膳では品数が違うだけで、調理法は同じです。龍の膳は6品。毘の膳は9品です)
【内容と食べてみての感想】
・けずりもの…スルメと鰹節を煎り酒に浸したもの。煎り酒に浸してあるが、かなり硬い。
けれど噛めば噛むほど旨味が口の中に広がる。
・戦国さしみ…白身魚二種とくらげを酢でしめたもの。それにずんだ酢か煎り酒を付けて食べる。薬味として、わさびがついていた。
ずんだ酢はずんだなのに酸っぱいという謎の調味料。既に酢でしめてあるので、さしみそのまま+わさびでも充分美味しい。
・炙り焼き…合鴨のスライスに胡桃が載ったもの、キスとカワエビの一夜干し、里芋を串に刺したものを焼いたもの。松の実味噌をつけて食べる。旅館のように目の前で固形燃料に火をつけてくれるスタイル。一夜干しなので、程よい塩気で旨い。
・糠味噌煮…鰯と夕顔、筍、人参を糠味噌で煮たもの。味は姫タケノコとサバ缶の味噌汁に近いので、普通に旨い。ただし、煮汁がかなりショッパイ。
・胡桃浸し…小松菜のお浸しを胡桃であえたもの。あまり味はしなかったが、他のオカズがかなりショッパイので、箸休めによい。
・黒米…玄米。もちもちして普通に旨い。
・集め汁…煮干しが丸ごと入ったズイキとゴボウの味噌汁。丸ごと入った煮干しが強烈。一言で言ったら「昭和のおばあちゃんが作った味噌汁」。煮干しの味は食後しばらく口の中に残る。今回のメニューで一番強烈。
・香の物…大根とキュウリの味噌漬け。かなり塩分高め。夏にはいいのかも。
・水菓子…季節の果物。今回はスイカ。普通に旨い。

全体の感想としては、塩分高めだけどヘルシーではないか?
現代人の口に合うのは、さしみと炙り焼きかなと思いました。


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