移植後の二次がんについてのお話がありました。
同種移植や免疫抑制剤の使用が24か月以上の人に出る確率が高いそうです。
移植の前処置で使う抗がん剤や放射線の影響、
また移植後の慢性的なGVHDも原因の一つと考えられているようですが、
確たるデータが出ているものではないそうです。
(前回の東京でのMDSセミナーで東京薬科大学の先生のお話では
MDSで亡くなられた歌舞伎俳優の市川團十郎さんは白血病治療のため移植をした後で、
また作家・俳優・タレント・政治家などされていた青島幸男さんはリンパ腫の治療後に
MDSを発症したとのこと。)
二次がんの種類は色々ありますが、
その一つに皮膚がんが上げられていました。
紫外線は大敵らしいです。
私も移植後、退院前とフォローアップ外来で
看護師さんから、
外出時には必ず日焼け止めを塗り、直射日光には当たらないこと
と、言われていました。
ですが、
それはステロイドの副作用による色素沈着の予防だと勝手に思い込んでいました。
最近はだんだんとルーズになってきて
少しの時間なら大丈夫だろうと
数日前まで洗濯物を干す時など半袖で外に出ていました。
移植前に抗がん剤を使っているし、
軽いGVHDはまだ続いているし、
免疫抑制剤も2年近く飲んでいるし。
市の集団検診などでがん検診も受けていますが、
皮膚がんに関してはガードが甘かった💦
慢性GVHDの人は胃癌のリスクも高いらしいので
移植後1~2年から胃カメラの検査を受けた方がよいとのこと。
一般の人も然りですが
移植を受けた人、がん治療をした人、
とにかく早期発見が大事だそうです。
皆さん、がん検診は積極的に受けましょう!
(私がMDSとわかった時は 早期発見は関係ない と言われたけど・・・・・)
コロナ禍であり、
地方在住者である私には
「つばさフォーラム」「つばさセミナー」がネット配信されるようになったことが
とても有難いです。
ライブ配信で聞き漏らしたことなど、
改めてYouTubeにUP後、再度視聴させて頂きます。
講題は同じでも
いろいろな病院の 複数の医師の話を聞くことで、
初めて知る情報もあり、とても勉強になります。
ただ会場によってはマイクが雑音も拾ってしまって
やや聞き取りにくいこともあります。
今回は部屋の雑音に加えて、
ワンちゃんが吠える声や外を通る車の音が入っていましたので
前回よりやや聞き取りにくかったです。
コロナが終わって、体力も回復して、WT1が下がってくれたら、
来年は生の講演をききたいな~。
こちらにアップしてくださっている内容がとてもためになります!
ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願いします。
血液の専門的なことには無知なので、
自分で理解できる範囲のことしか掲載していません。
また聞き違い・書き間違いがあるやもしれませんので、そのつもりで読んでいただければ幸いです。
症候群という名の通り、一人ひとりの症状、進行度合い、治療法が違う病気ですが少しでもどなたかの参考になればうれしいです。
コメントありがとうございました。