マイケル・ジャクソンの訃報が世界中を駆け巡ってはや5日。
最初は、本当なのかな、という感じでした。
実感がわかないというか……。
もともと、嘘かまことか、という感じで、さまざまなスキャンダルが囁かれた人なので、もしかして誤報かも……と思いました。
もっとも、彼に特別の思い入れがあったわけではありません。
年齢的にはまさに青春期に彼の音楽に親しんでいてもいい年代なんですけど、実はあんまりなじみがなかった。
可愛かった頃の、いや失礼、今ほどカリスマではではなかった頃のマドンナはよく聴いたし、アルバムも買ったけれど、マイケル・ジャクソンは聴きませんでした。もちろん、あまりにも有名だから、代表曲は知っているけれど……。
そんな私でも結構衝撃を受けているのだから、やはり時代を代表した人といえるのでしょう。
でも、思えば謎めいた人でありました。
そうして、才能とチャンスに恵まれ、成功した人なのに、あまり幸せそうではなかった。
彼のムーン・ウォークは一世を風靡したけれど、どうしてムーンだったんだろう、とも思います。
地球にいつも同じ面しか見せない、謎めいたあの月。
その銀色の光のようなしんとした寂しさを、そこはかとなく感じています。
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