噛まれたんです、母が。飼い猫トムに。
といっても、もうひと月まえの話なんですけど。
仕事から帰ってきたら母がベッドの上にねそべってぐたっとしていたので、
「どうしたの?」と聞きましたら、
「トン(愛称)にやられた」とのこと。いや、驚きましたねぇ!
トムはもらってきたときにはもう4ヶ月を過ぎてまして、仔猫というより中猫だったのですけれど、それにしても噛んだり引っかいたりはあまりしない子でした。
今はもう3歳なのですけれど、仔猫の時以上に落ち付いて、甘噛み以外噛まれることもなくなっていたので、すっかり油断してました。
いきさつはこうです。トムはその日、外猫(いけないとは知りつつ、ウチでごはんあげちゃってる野良猫)と網戸ごしに睨み合っていたそうです。
トムが仔猫のうちは外猫も相手にしていなかったし、トムの方も「だれ?あのおじちゃん?」って感じだったのですが、トムが成猫になるにつれ、関係は険悪に。
外猫は14~15歳のおじいちゃんですけれど、写真で見て分かる通り、片方の耳なんて欠けちゃってて歴戦の闘士です。比べて、奥のキジトラがトムですが、甘やかされた箱入り息子です。内心、怖かったらしい。
ところがそんな緊張の中、のんきな母は網戸の桟を掃除しようとして、トムの背中にうっかり触れてしまった。
(普段噛まない子なので完全に油断してたんですね)
すると、「ギャギャン!」と叫んで、母の腕をガブガブと2、3か所噛みついたそうです。
母が、「痛いっ!!」と叫んだらすぐびっくりしてやめたそうですが、結構牙が深く入ったそうです。
医者にも行かなかったので(なぜ行かない、と呆れましたが)その夜は熱も出て大変でした。
でも母は、枕元にしょんぼりと寝ているトムを見て、
「こうやってずーっとそばにいるんだよ。いつもならすぐどこかに行っちゃうのに。反省してるんだよ、優しい仔だよ」
と、愛おしそうに言っていました。
その後、それほど大事には至らず母も元気になりましたが、びっくりの事件でした。
トムはいっそう噛むことも引っ掻くこともなくなりましたけど、チキンなので外猫とのにらみ合いの時は警戒するに越したことはないようです
といっても、もうひと月まえの話なんですけど。
仕事から帰ってきたら母がベッドの上にねそべってぐたっとしていたので、
「どうしたの?」と聞きましたら、
「トン(愛称)にやられた」とのこと。いや、驚きましたねぇ!
トムはもらってきたときにはもう4ヶ月を過ぎてまして、仔猫というより中猫だったのですけれど、それにしても噛んだり引っかいたりはあまりしない子でした。
今はもう3歳なのですけれど、仔猫の時以上に落ち付いて、甘噛み以外噛まれることもなくなっていたので、すっかり油断してました。
いきさつはこうです。トムはその日、外猫(いけないとは知りつつ、ウチでごはんあげちゃってる野良猫)と網戸ごしに睨み合っていたそうです。
トムが仔猫のうちは外猫も相手にしていなかったし、トムの方も「だれ?あのおじちゃん?」って感じだったのですが、トムが成猫になるにつれ、関係は険悪に。
外猫は14~15歳のおじいちゃんですけれど、写真で見て分かる通り、片方の耳なんて欠けちゃってて歴戦の闘士です。比べて、奥のキジトラがトムですが、甘やかされた箱入り息子です。内心、怖かったらしい。
ところがそんな緊張の中、のんきな母は網戸の桟を掃除しようとして、トムの背中にうっかり触れてしまった。
(普段噛まない子なので完全に油断してたんですね)
すると、「ギャギャン!」と叫んで、母の腕をガブガブと2、3か所噛みついたそうです。
母が、「痛いっ!!」と叫んだらすぐびっくりしてやめたそうですが、結構牙が深く入ったそうです。
医者にも行かなかったので(なぜ行かない、と呆れましたが)その夜は熱も出て大変でした。
でも母は、枕元にしょんぼりと寝ているトムを見て、
「こうやってずーっとそばにいるんだよ。いつもならすぐどこかに行っちゃうのに。反省してるんだよ、優しい仔だよ」
と、愛おしそうに言っていました。
その後、それほど大事には至らず母も元気になりましたが、びっくりの事件でした。
トムはいっそう噛むことも引っ掻くこともなくなりましたけど、チキンなので外猫とのにらみ合いの時は警戒するに越したことはないようです