捨て猫の保護猫だったせいか、やたら痒がるし目やにや鼻水もあったので。
診察していただくとやっぱり、耳ダニに猫風邪、結膜炎もありました。
最初、あやの診察券を持っていかなかったので、以前来院したのはいつかとお医者さんに聞かれました。
とっさに「結構前じゃないかと……」と言ったのですが、すぐに一年半前に来ていると気がつきました。
けれど、母はいっこう思い出せないらしいのです。
直接的な言葉を言いたくなかったのですが、母がポカンとしてるので、「ほら、あやちゃんを去年の4月に連れて行って、もう長くないと言われたじゃないの…」と言うと、母の顔色がさっと変わりました。
雷に打たれたように立ちすくんだのです。
お医者さんに、「黄疸が出て、心臓も弱っていましたね。では、あやちゃんは亡くなったのですか」と聞かれ「はい、去年の5月に…」となんとか答えていましたが、急に小さくなったように見えました。
母にとってあやの最後の診察は、辛い経験だったので記憶から消していたらしいのです。
その後母はトムのことは私に任せて待合室に引っ込み、他の猫飼い主さんと話をしていました。が、私は、その方が連れてた三毛猫ちゃんが見たいからだろうと軽く考えていました。
でも、後で聞くと「喋ってないと涙がこぼれてきそうだった」との事。
母の悲しみはそれほどに深かったのかと実感しました。
その後、家に帰っても元気がなく心配しましたが、やんちゃなトムがおもちゃ抱えて寝入ってる姿など、「めっちゃ可愛いよね~」と見てちょっと笑ったのでホッとしました。
ウチの一番の猫はやっぱりあやちゃん。 でも、少しずつ家族になっていこうね、とトムにも話し掛けました。
(ちなみに、トムは現在体重約2キロ、歯はまだ乳歯で5ヶ月くらい、との事でした)
悲しみが強いと記憶を一時消してしまう、とはよく聞きますものね。お母様にとってあやちゃんは本当に大切な家族だったのでしょう。でもアトム君も家族としてまた新たに愛情を紡いでいけると思います。うん、とりあえずやんちゃなのは大変だけどその分毎日は速く過ぎていきます。大事に過ごして行きたいですね[E:confident]
トムくん、小さいのにあちこち大変ですが、十分療養して下さい[E:confident]
また管理人さんの方は何か変化ありましたか?
こちらは笑える程、な~んも変化無し、です…[E:weep]
ただ…先月下旬に姉の旦那さんが亡くなりまして、母を引率してえっちらおっちら大阪まで行って参りました。
とにかく急逝、でしたので、親族も参列者の方々も、ただ呆然とし、それでも涙が急にこみ上げてくるのでした…
あれから二週間以上になりますが、母との会話に、義兄の話題は出てきません。今は、それぞれが自分の中で、整理をつけようとしている段階なんだと思います。
ただそれは、なかなか治らない傷がかさぶたを作ってくれるのを待っているだけでもあり、油断をすれば、いつでもかさぶたから血が出て来てしまうような、そんな危うい時期でもあるのかもしれません…
お母様のかさぶたからは、まだ、鮮血が流れてしまうのですね…
トムくんの可愛さ、手のかかり具合が、いつか、お母様のかさぶたがかさぶたであるだけに留まってくれるようになってくれればいい、と思います。(例えが綺麗じゃなくてごめんなさい[E:coldsweats01])
びっくりさせてすみません!
いろいろ書きましたが、トムはとりあえず重篤な病気はなく、おおむね元気です[E:happy01]
その日の母の落ち込みは深かったですが、今日は、買い物から帰ってきたら
「お迎えに出てきて、もう嬉しくってコロンコロンするの~」
と、トムの歓迎ぶりが嬉しかったみたいです。
やんちゃなのはほんと~ぉに困り果てていますが、最初の日は話しかけてもそう反応なかったのに、
まず名前を覚え、目を合わせてお返事をするようになり、日に日にウチの猫になるのだな~、と思っています。
顔がだいぶ大人っぽくなってきて、体も大きくなってきました。
もう少し子猫でいてほしいです~[E:cat]
ありがとうございます!
義理のお兄様のこと、本当に大変でしたね。
あまりに急なことで、遠方まで出かけられたのもお疲れになったことでしょう。
お姉様は、大丈夫なのでしょうか?ただでさえ猛暑で身体が弱る時期、皆様どうか、ご自愛ください。
悲しみはそう簡単にかさぶたになってくれないでしょうが、身体だけはお大事に。
うちの母の方は、その日はしょんぼりと小さくなっていましたが、トムの可愛いしぐさを見ると、すこし心が和むみたいです。
そして、私自身の近況にも、少し変化がありました。
このブログで、少しずつお話していきたいと思っています[E:confident]