今日『Qさま!』という番組で、茂木健一郎氏が、“プライミング”という言葉を話題にしていました。
以前あったことの記憶がその後に影響を与えること?というような曖昧な印象でしたが、その話題が出たのは“茶碗蒸しだと思って食べれば美味しいけど、プリンだとなるとまずい”という話の後。そして、茂木先生は“前頭葉がその気になっている状態”とユニークに説明していました。
食べてしまえば同じはずの料理が、美しく盛り付けられている方が美味しく感じるのも、前頭葉が騙されているのだと。あらかじめ与えられている情報が影響するのだそうです。
それでふと思い出したのが、去年の食に関する個人的体験。
去年、私は生まれて初めてのものを味わったのです。それはどんぐり。社会人大学の考古学の授業で、先生が縄文人の食を体験させるために持ってきたもの。
ゆでたそれは、甘くない栗みたいな味でした。たぶん栗だったら不味いって怒りますけど、どんぐりはシブいものだと思っていたので、それが結構美味しいんです。その自分の感じ方を思い出して、思わず可笑しくなりました。
以前あったことの記憶がその後に影響を与えること?というような曖昧な印象でしたが、その話題が出たのは“茶碗蒸しだと思って食べれば美味しいけど、プリンだとなるとまずい”という話の後。そして、茂木先生は“前頭葉がその気になっている状態”とユニークに説明していました。
食べてしまえば同じはずの料理が、美しく盛り付けられている方が美味しく感じるのも、前頭葉が騙されているのだと。あらかじめ与えられている情報が影響するのだそうです。
それでふと思い出したのが、去年の食に関する個人的体験。
去年、私は生まれて初めてのものを味わったのです。それはどんぐり。社会人大学の考古学の授業で、先生が縄文人の食を体験させるために持ってきたもの。
ゆでたそれは、甘くない栗みたいな味でした。たぶん栗だったら不味いって怒りますけど、どんぐりはシブいものだと思っていたので、それが結構美味しいんです。その自分の感じ方を思い出して、思わず可笑しくなりました。
ちなみに、たいていのどんぐりはあくが強くて煮ただけでは食べられないのですが、そのどんぐりはあくの少ない“マテバシイ”というものでした。
結構美味しかったので、そのあと図書館に行ったとき、駐車場にたくさん落ちているのを見て、拾いたくなる衝動と戦うのが大変でした(人目があったので)
私も去年猫友さんから椎の実をもらって食べました。
美味しくてびっくり。今月末のコラムに、冬なのに秋の話題ってどうかなと思いつつ、ドングリの味の事を書いたばかりだったので、雨ふり猫さんとのシンクロに驚きました。うれしいな。
ちなみに以前、何かの番組で、目隠しをしてイナゴのから揚げを食べるゲームをしていましたが、出演者はゴキブリの唐揚げと言い聞かせられていたので、みんな気分が悪くなって悲惨なコトに。クリアしてゴールを果したのは一人だけ。
「その人すごい」、と思いました。
わたしはメキシコであずきソックリのものを食べて、甘いと思ったら塩味だったので、むせてしまったことがあります。気を取り直して食べたら美味しかったです。
そう、ほんとうにどんぐりって結構美味しいんですよね。
たくさん落ちているのを見たときは心から拾いたかったです。
授業の時は、これを縄文人も食べていたのかー、という感慨もありましたが。
(もっとも私が食べたのはアクのないものでしたが、アク抜きの方法を発見したことで、縄文人の食生活は豊かになったそうです。そうして、どんぐりの木が群生するところに住むようになったのが定住のはじまりであり、それがさらに農業の目覚めにつながったとか)
そして、イナゴのから揚げの話!イナゴも脚とか嫌ですけど、ゴキブリは絶対無理ですね!生理的に無理!クリアした方はホント、すごい!
あずきに似た塩味の食べものの話も共感しました。
その気になっちゃってると、違う味が来るとびっくりしちゃうんですよね。
でも、私は食いしん坊なので、たいてい気を取り直してもう一度たべます[E:coldsweats01]