あんまりつやつやとして美味しそうだったので。 利平という種類だそうで、それが周りに散らばってるやつです。 真ん中のザルに入っているのは、お隣りからの頂き物の山栗。 こういうのって重なるんですね~、買ってすぐ頂きました。 比較に一個だけザルに利平栗を乗せましたが、山栗は利平栗の4分の1ほどの大きさです。 でも味はしっかりしているし、小さいぶん皮も薄くて、母が食べやすいのは有り難いことでした。 栗は母の大好物なのです。
母は幼い頃、自分の家が所有していた山に行って、栗を拾うのを楽しみにしていたそうです。 ところが小学校高学年になった頃、祖母に、「あそこはもううちの山じゃないから、行っちゃだめ」と言われたそうです。 母の父、私の祖父ですね、が放蕩な人で、一代で財産を失ってしまったのでした。
母の大好きな栗は、母のほろ苦い思い出と共にあるような気がするのですが、そのことについて母に聞いたことは無いのでした。
なんにせよ、栗は秋の味がしました。
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