日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

新幹線が遅れたから、、。

2014-01-03 | 日記
早朝に起きた東京の火事の影響で夕方になっても新幹線の遅れは解消されなかった。
それどころか、ひどくなっていたようで、私のいた某駅の新幹線改札口もフォームも長蛇の列と、人人人の黒山の人だかり

って、実際には赤い服を着た子どももいたし、まつ毛バッチバチの白いコートのオネイサンもいて、ほんとは黒山じゃなかったんだけど、、
いや、、、そんなことはどうでもいい。

とりあえず、新幹線は100分から200分の遅れが出てます。とアナウンスがあった。
でもねぇ、、、仕方ないでしょ。待つしかないでしょ。私を無事にちゃっちゃと帰らせてやるよ。っていう新幹線がくるまでは、、。

と、日本人らしく辛抱強く待つことにした。本を読んだりジュリーさんを聴いたりしながらね
おいおい、ここではおどれないだのよ。って自分に言い聞かせるのが大変だったわよ

人の量がどんどん増えて、前も後ろも右も左も人人人の黒、、、
列が何本もできていて、自分のいる列に並んでいて本当に新幹線に乗れるのかしらと不安になるほど。

混雑がひどくなってくると暑くなってきて、マフラーをはずしコートを脱ぎ、ふっと、前の方を見ると、5歳くらいの子どもにみかんを食べさせているおばあちゃんらしき人が見えた。

鮮やかなオレンジ色。
「あ~、あのみかん冷たそうだなあ、、、口に入れたら、あの一粒一粒が甘く冷たくはじけて気持ちいいだろうなあ、、」

でね、ふと思い出したの、野暮用で行った先でもらってきたキュウリを。
袋の中でひんやりしている。

「黄緑色の細長いキュウリ、コリッとかじったら、きっと冷たいだろうなあ、、」って。

でね、そっと袋から出してね。

     ね、、、
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