日記も気ままに

JULIEというフィクション、澤田研二というノンフィクション。
フィクションには裏打ちされたノンフィクションがある。

東野圭吾「ナミヤ雑貨店の奇蹟」

2016-04-24 | 【は】行
2012年3月30日初版  角川書店 
装画;水上多摩江  装丁;高柳雅人


        


小説「野生時代」に連載されたもので、2013年キャラメルボックスで舞台化。


あらすじ;
どこかで悪いことをしてきた3人組が、
逃走中の車が動かなくなってしまって、
廃屋になった「ナミヤ雑貨店」に隠れていると、
閉まっているシャッターのポスト口から一通の手紙が落とされた。

廃業になった商店へなんのための手紙なのか・・・?!

牛乳箱と店のシャッターについている郵便受けとが、時空を結んで、、、
ファンタジーを展開~
いや、ファンタジーもそうだけど、人と人の心のつながりが良いねぇ~

最初の方で、主人公の3人は、高校生くらい?それとも大人?
、ってのが、、わかりにくいキャラだったし
「ナミヤ」は「悩み」か、と思ってしまったけど、、、


すっきゃわぁ~ こういうの。

で、最後に、「どこかで悪いことをしてきた3人組が・・・」に。
こうやって繋がっていくのかぁ、、、
フムフム

こういうトリックを考えつくと楽しいやろうなぁ~
いや~考えつくまではきっとたいへんなんやろけれどぉ、、。

けど、、、一つ一つの悩みに、私だったらどう答えるか、、
などと考えると、やっぱり私になんか書けへんなぁ、、と。

作家さんて、ちゃんとしてるねぇ。

これがね、この物語の舞台が50年前だったら、、
アナログは何に相当するやろう、、
インターネットは何に相当するんやろう、、

アイテムを考えると、50年前には書けなかった物語。
で、50年後にはもう、、このアイテムはなくなっているかもしれへんのよねぇ、、
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