Rosa multiflora var. adenochaeta (Koidz.) Ohwi ex H.Ohba ツクシイバラ (筑紫薔)
四国、九州、朝鮮半島南部、中国中西部などに分布する、学名から判るように、ノイバラの変種です。
Rosa multiflora var. adenochaeta (Koidz.) Ohwi ex H.Ohba
≡Rosa multiflora var. adenochaeta (Koidz.) Ohwi
https://nishiki-kankou-navi.com/sightseeing/tukushiibara/
http://www.pharm.kumamoto-u.ac.jp/yakusodb/detail/003636.php
花序、花柄、萼に紅色の長い腺毛が密生する、特に花序は真っ赤になる程密生する
花 淡紅色または白色で、直径3~5cm
小葉は5~7枚、深緑色で粗い鋸歯があり、ノイバラと異なり小葉に光沢がある、葉軸は無毛で腺毛が生える
https://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/8ea5706766b8a1a93ecaea8a000595be
ローズヒップ 直径5-8ミリ長さ8~10mm程
Rosa multiflora var. adenochaeta (Koidz.) Ohwi ex H.Ohbaの特徴
樹形 母種のノイバラより全体にやや大きい、野原や草原、道端、河川敷などによく生え、森林に出ることはあまりない、刈り込まれてもよく萌芽し、雑草の性格が強い
花 淡紅色または白色で、直径3~5cm
花期 5~6月
花序、花柄、萼に紅色の長い腺毛が密生する、特に花序は真っ赤になる程密生する
小葉 5~7枚、深緑色で粗い鋸歯があり、ノイバラと異なり小葉に光沢がある
葉裏の毛は少なく、葉軸は無毛で腺毛が生える
ローズヒップ 直径5-8ミリ長さ8~10mm程
RDBカテゴリ名 |
統一カテゴリ |
||||
徳島県 |
離弁花類 |
ツクシイバラ |
絶滅危惧Ⅱ類(VU) |
絶滅危惧Ⅱ類 |
http://jpnrdb.com/search.php?mode=map&q=06030562361
バラ栽培の土台として適していたため、盗掘や河川環境の変化に伴い減少傾向にあます。現在自生している場所は少なく熊本県球磨郡錦町の球磨川河川敷で唯一、群生したツクシイバラを見ることができることから2004年に熊本県ではレッドデータブックに絶滅危惧種II類として登録しました。