諒が麻也を待っているうちに、明け方になってしまった。
冷蔵庫の奥に隠されていたシャンパンをさっき見つけたので勝手に封を開けてしまった。
「美味しい…」
けど…こんな時じゃなかったら、腹いせに開けたものじゃなかったら…
前から諒が飲みたいと言っていた銘柄だから、今日の誕生日のために麻也が用意してくれのだろう…
(…浮気は男にはつきものかもしれないけど…)
「麻也さんがずっと体調を崩してたのは、本命には会えないで、俺がそばにいたからなのかな…」
そこでふっ、と諒の意識は落ちていった…
「あれ、諒そのシャンパン開けちゃったんだ」
冷蔵庫の奥に隠されていたシャンパンをさっき見つけたので勝手に封を開けてしまった。
「美味しい…」
けど…こんな時じゃなかったら、腹いせに開けたものじゃなかったら…
前から諒が飲みたいと言っていた銘柄だから、今日の誕生日のために麻也が用意してくれのだろう…
(…浮気は男にはつきものかもしれないけど…)
「麻也さんがずっと体調を崩してたのは、本命には会えないで、俺がそばにいたからなのかな…」
そこでふっ、と諒の意識は落ちていった…
「あれ、諒そのシャンパン開けちゃったんだ」