杏の読書日記プラス

本が好き。お昼寝が好き。こどもが好き。
読書日記から写真日記へリニューアル♪

BOOK OF THE YEAR 2005

2005-12-14 23:47:31 | 
今夜は、小雪がちらついてます。
さっき、ももと散歩に行き、雪だるまになるかと思っちゃいました。

さて、私のBOOK OF THE YEAR 2005~の発表です。

1位  PAY DAY!!!     山田詠美  新潮文庫
2位  みんな一緒にバギーに乗って 川端裕人  光文社
3位  麦ふみクーツェ     いしいしんじ  新潮文庫
4位  流星ワゴン         重松 清  講談社文庫
5位  東京奇譚集         村上春樹  新潮社

詠美さんの「PAY DAY!!!」は、ほんとに良かったです。おもしろくて、一気に読んで、胸がキュンとなりました。「風味絶佳」も良かったけど、「PAY DAY!!!」の十代の双子(特にハーモニー)の気持ちがせつなくて、心に響いてきます。

川端さんは、ブログを拝見して、ますますファンになりました。「バギー」や「ふにゅう」を読んでると、父性本能もありかな~と思えてきます。

いしいしんじさんは、「ぶらんこ乗り」を読んで、びっくり!なんて不思議な話を書く人だろう~と魅了されました。・・で、「クーツェ」を読んで、確信しました。この人は、物語を作る人なんだ、と。いしいワールドに、今後も期待大です。

重松さんは、今年一番たくさん読んだ作家さんかも。中でも「流星ワゴン」は、中学受験に合格できなかった息子をもつ主人公と、シュンの受験体験が重なったものだから、涙々涙で読んだ、忘れられない作品。

春樹さんは、前作「アフターダーク」がいまいちだったので、新作が出たときに買うのを躊躇したけど、「東京奇譚集」は、春樹さんらしい作品でおもしろかったです。

2006年も、たくさんの本と出逢えると良いな。

流星ワゴン
流星ワゴン
posted with 簡単リンクくん at 2005.12.15
重松 清〔著〕講談社 (2005.2)通常24時間以内に発送します。


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