日々の泡

こころに浮かんでは消え、消えては浮かぶ
日常のありふれた風景をスケッチ

台風が来る前にpart2

2014-10-12 14:24:26 | 
こんなによいお天気!!も明日には、崩れてしまう。台風よ、どうぞ、お手やわらかに。
秋の日差しがすばらしい、というのに、相変わらずワタシは、おうちに籠っているのが好き。
でも、今日はちょっと散歩してみよう、と言う気分になったのだった。本が読みたいな~と思って探しに。
本。。。読みたい作品が見つかるかな?本とは、まさに「出会い」。
本屋をはしごしたけど、今日は収穫なしだった。
途中で、読書よりも、別のことをやりたい気分になっちゃったからだな(笑)
でも、、、アリステア・マクラウドの「冬の犬」をみつけて物思いにふけったのは、よい時間だった。(笑)
カナダの作家さんで、31年間にたった16篇しか執筆してないの。たぶん、短編だけ?そして、2冊の本に。
「灰色の輝ける贈り物」と「冬の犬」
家に帰って、あー、「灰色の・・・・」を購入してくるべきだったかな。。。とちょっと考えてた。この作家さん、亡くなったの、最近なのかな?追悼、というコーナーができていたから。
友人が貸してくれた本なのだけど、はじめて読んでびっくりした。
「ああ、人生って、まさにこういうものだよね。」「今までワタシが読んでいたもの、って一体なに?!」という気持ちになった作品だったから。
意味なんかじゃない。これこそが、作家といわれる人の表現というものだ、って自然に思えた。
同時にワタシは全然違う世界に住んでいるかのようだ。この作家のような人たちや、この作品に描かれているような人たちが大好きなのに、全然違う・・・
この作品の凄さをごく自然に受け入れられるようになりたい。
こんな風に!
時代そのものの変化の影響はとても大きいけれど、自分の中での「好き嫌い」の変化、または興味の対象の変化は(また、変わらず好きであり続けるもの)は、自分という、一番わかっていそうで、実はわからないとも思える自分を理解するうえでの、大きなヒントになるのだ。どこへいくのかな、自分?(笑)ちょっと背伸びするくらいの感じで生きていこうかな、って。。。(まだ、もう少し)

・・・なーんてことを書きながら、寝る前にはしっかりDVDで「水曜どうでしょう」を鑑賞し、リラックスして眠りにつくのであった。人間とは、なんと多面的であることか!!(笑)てへっ。