昨日の高木さんの演奏を聴きながら、
この映画のこと、あるシーン、シーンがだぶって思い浮かんでいました。
とても複雑な映画でした。作り方も、最初はずいぶん粗いな~って感じていました(考えたら当たり前です。まだ、20代の監督なんです!なんて凄い!!)でも、ずっとずっと心から追い出すことができず。で、この映画がワタシを離さない力ってなんなのだろう?って考えたら「おじいと暮らした日々のかけがえのなさ」その一点だったように思うのです。村にはいろいろな問題が起こります。でも、この作品の凄さって、一番シンプルなところにある(ハルナという少女は、赤ん坊の時におじいに拾われて成長しました。)目にはみえない、大きな大きなものに抱かれて、自然の一部として生きて行くっていうことをとてもうまく表してるとこなんじゃないかな、と。
電気も水も通らない暮らし、とても今のワタシには耐えられないと思うけれど、それよりも、おじいとの、時間が緩やかに流れる暮らし、生きて行くために必要なことって、ほんとうにほんのちょっとでいい。。。村人との触れ合い、絆、自然の恐ろしさ(人間の無力さ)。おじいが死んで、山を降りることになる。この暮らしが、ずっとずっと続けばいいのに、って、この現代に住んでいるワタシがそう思ってしまう。高木さんの音楽が、心を温めてくれるのは、たくさんの人が求めるのは、その記憶を恋しく思う気持ちなのでは?こんなに進化した社会に生きていながらも、祖先から引き継いだDNAが、まだ身体の一部に残っているとしか思えない。
自然の色彩は、とても豊かだ。風のささやきだって聞こえる。「帰りたいよ・・・帰りたいよ・・・」って、人は時々、ふと思うのかもしれない。映画のラストは泣けた。高木さんが話してくれた、97歳のおばあとの会話は、まさにその世界の出来事だ、って。まだ日本にも、そういう場所が残っているのでしょうか。
この映画のこと、あるシーン、シーンがだぶって思い浮かんでいました。
とても複雑な映画でした。作り方も、最初はずいぶん粗いな~って感じていました(考えたら当たり前です。まだ、20代の監督なんです!なんて凄い!!)でも、ずっとずっと心から追い出すことができず。で、この映画がワタシを離さない力ってなんなのだろう?って考えたら「おじいと暮らした日々のかけがえのなさ」その一点だったように思うのです。村にはいろいろな問題が起こります。でも、この作品の凄さって、一番シンプルなところにある(ハルナという少女は、赤ん坊の時におじいに拾われて成長しました。)目にはみえない、大きな大きなものに抱かれて、自然の一部として生きて行くっていうことをとてもうまく表してるとこなんじゃないかな、と。
電気も水も通らない暮らし、とても今のワタシには耐えられないと思うけれど、それよりも、おじいとの、時間が緩やかに流れる暮らし、生きて行くために必要なことって、ほんとうにほんのちょっとでいい。。。村人との触れ合い、絆、自然の恐ろしさ(人間の無力さ)。おじいが死んで、山を降りることになる。この暮らしが、ずっとずっと続けばいいのに、って、この現代に住んでいるワタシがそう思ってしまう。高木さんの音楽が、心を温めてくれるのは、たくさんの人が求めるのは、その記憶を恋しく思う気持ちなのでは?こんなに進化した社会に生きていながらも、祖先から引き継いだDNAが、まだ身体の一部に残っているとしか思えない。
自然の色彩は、とても豊かだ。風のささやきだって聞こえる。「帰りたいよ・・・帰りたいよ・・・」って、人は時々、ふと思うのかもしれない。映画のラストは泣けた。高木さんが話してくれた、97歳のおばあとの会話は、まさにその世界の出来事だ、って。まだ日本にも、そういう場所が残っているのでしょうか。