今回のアニの去勢に関して、7つの動物病院に電話してみた。
手術費用・助成金の有無・予約・その他のこと。病院(受けつけの方や獣医さん本人)の対応はいろいろだった。

◆例えば…↓
1.猫を洗濯ネットに入れて来るように。飼い主が猫に触れることができないと、獣医師も触れないので手術はできない。
助成は抽選なので当たるかどうかわからない。
2.ノラでもワクチンが必須なので打ってから一週間後に手術をする。
手術の際には、別料金で抗生剤・痛み止め・免疫をあげるインターフェロンを使用する。
3.餌づけをしているとノラ猫と認めない。餌づけをしていないそこらへんを歩いている猫はノラと認める。
ノラの手術代金は決まっておらず、病院に連れてきてから決める。
4.ノラ猫の手術は耳カットは必須。
◇こちらとすれば…↓
1.猫によってはネットに入れるのは難しい。助成が抽選?意味不明。
2.ワクチンを含めた別料金までは無理(飼い猫の避妊手術の料金と同等になる)。
インターフェロンは必要なのか、免疫をあげるのか疑問。
3.外で飼う家猫扱いになるのか。ノラと偽って安く手術する飼い主が多いから?気持ちはわかるが…。
料金が決まっていないのが不思議。
4.耳カットをした方が周りの人間にわかりやすいのだけど、痛々しい。
病院によって、耳カットは飼い主が選択でき、しかもカットした方が費用が安い場合もあった。
以上のことを鑑みて、安いことに越したことはないけど、ノラでもずさんな治療はしてほしくないと考え総合的に一番のところ、
【キャリーバッグに入れればOK、助成も使えて、耳カットは飼い主が決められる】病院に決めた。
病院からは当日朝10~11時に来院するよう指示があったけど、午前中に捕まえられないと延期になるので、
前日に捕まえて病院に一泊させて次の日に手術という方法をとった。

犬猫の去勢避妊助成申請書
こんなハガキを病院からもらい(9/1より先着5名)、
住所氏名等を記入・捺印し切手を貼って投函。後日郵便為替2,000円分が送られてくる。
動物病院の反応に違和感を感じたことは確かだけど、獣医師の立場になって考えると、マナーの悪い飼い主もいるので、
危険を冒してまでやりたくないのかもしれない。私が獣医だとしても、できれば暴れる犬猫は勘弁してもらいたいと思うし。
でも、実際、ノラ猫を人間に懐かせてから病院に連れていくとなると大変だ。
キャリーに入れたまま麻酔をかけられるしくみがないものだろうか。
知人に聞いたら、ある獣医さんは、猫が入っているキャリーバッグ(ケージ)に、左右上下?に幅を変えられる箱を入れ、
その中に猫を押し込め、猫が箱にピッタリはまり動けないところで麻酔の注射を打つという。とてもいいアイデアだ。
*
私は今までアニをノラとして扱ってきたけれど、手術を終え前と変わらず来てくれて愛情も湧いてしまったのは確か。
そうなると、はじめから家猫として手術してもらえばよかったかな?とか、自分はセコイな、なんて思ってしまうのだった。
耳カットも可哀そうで出来なかったが、カットした方が周りの人間にわかりやすい(でも夫は耳カットの意味を知らなかった)。
これからも耳カットを選択できるかどうかわからない。だから首輪をするとか、なにかしら対処しないといけない。
とにかく、感情輸入せずにさっさと手術に踏み切ればいいのだ!…なんて、わかっちゃいるけどねぇ…。
*
ちなみに、動物病院を探すのと同時に、民間で助成を出してくれる団体にも8/30にメールとファックスで問い合わせてみたが、
お忙しいのだろう、返答がなかった。
手術後の9/7、その団体から『水戸市にも受け入れ先の病院あり。一度申請しておけば期限はなし』とメールで返答をいただいた。
ノラ猫を手術する方には朗報だと思う。
たった2匹のノラだけでも思い悩むのに、何十匹何百匹もの犬猫の幸せのために行動している方には、改めて頭が下がる。

黒猫ツッキーは元気

アニもうるさいくらいに超元気…。太ってきた(笑)
アニを病院に預けた日はとても心配したけど、裏腹に、窓を全開にできて解放感に満ち満ちた夜だった!
こんな日はもう来ないかも(苦笑)。
★


2つのランキングに参加しています。

↑コチラとコチラ↓

よろしければ、クリックをお願いします!