花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

19年7月22日

2007-07-22 | 19年後半
 昨日長年使い慣れたチェーンを失い、意気消沈していましたが、帰りにいつも
世話になっているボート屋さんに行き、幸いチェーンがあり購入出来出港できるようになりました。

 本日のメンバー~~朝の弱い先生、昔のタコ釣りの名コンビMさんこと
松尾さんで~~す。

 だいたい5時15分頃出るで~といつも曖昧なお約束です。
予定通りMさんは丁度到着。先生予定通り5時30分頃御到着で~~す。

 想定内で一つもビックリすることはありません。
目指すはセメント磯だ。
途中江井が島沖あたりでもかなりのタコ釣りの船がいますが、目もくれず
一目散にポイントを目指す。

 今日も下げ潮で東に流れており、風もないので釣りやすい。
前で朝弱先生と松尾さんがおりますので、くれぐれもテンヤを投げるときは
注意してね~~。と念を押しスタートする。

 さすが昔とった杵柄か。松尾さん連続2匹上げ、アッハッハ~。
船頭、朝弱先生と唖然?。

 その後朝弱先生、船頭にも小型だが上がり出しいいスタートを切ったかに
見えたが、自然はそう甘くない。

 潮はそこそこ走っておりいい感じなのだが、タコさん全くファイトしません。

潮待ちで船の前に集まりしばし潮待ちの談笑タイムです。
 
 

このとき事件は起こった。
先生テンヤを上げ、投げた時一瞬顔の表情が変わったように見えた。
すると赤いものがほとばしり、船内流血で真っ赤っかです。
 タコの血か?そんなことはないはずだ。魚と違いまっせ。
先生タコテンヤで指を刺してしもうた。
船頭もちょっと前に同じことをやってしもうて、痛さがわかる。
 
 ぐっと堪えて知らんふりの先生です。ほんまはズキズキしているはず。


 潮が変わり西に流れ出し、沖に移動これで、毎回のように西流れに乗り
二見方面に流れながら釣る作戦にでる。

 今日もこれが大ヒットし中ダコ、大ダコがバンバン上がり前半の不調を
一気に吹き飛ばし網が段々膨らみ思ってもいない大漁になった。
 合計80匹ぐらいの大漁になる。
重量は今季最高か?

 

 

19年7月21日

2007-07-22 | 19年後半
 天気予報が悪く、雨が降る予報です。前日の夜は土砂降りの大雨だ。
朝起きて様子を見て出港を決める。

 風は東北東からやや強く吹いており、潮は下げの東流れだ。
チェーンを前にやったり、後ろにやったりするが、なかなかうまく
潮をつかまえることが出来ず、テンヤが船の下に入ってなかなか
調子がでない。

 潮待ちと称して朝から清めのビールでスタートする。
船頭は小さいタコばかり、小倉さま朝から1kg級をゲットしており
余裕しゃくしゃくです。


 船頭を大きく引き離し、潮が変わり上げ潮で西に流れ出し、潮にのって
釣りながら帰っていますと、八木の沖あたりで船が止まってしまった。
磯にチェーンが掛かってしまったようです。
 普段は手でロープを引っ張ると外れるのですが、頑固です。
エンジンをかけ後進、前進を繰り返しますが外れません。
磯ではないようだ。小倉とロープを引っ張ると動きます。
ひょっとして金塊、二人でファイト一発でヒィーヒィー言いながら
引っ張り上げる。
海面から3mあたりに大物が見えます。
ウッヒャ~大きなのりの養殖用のアンカーです。
チェーンがもったいないが、外せるような状態ではありませんので、
長年使い慣れたチェーンとおさらばです。
ナイフを出しロープを切断。じゃりじゃり言いながら又海底に沈んで行って
しもうた。ア~ァ明日釣りに出られへんで。
 チェーンがなくては流せませんので、本日はここまで。
数は今一で船頭18匹
小倉さま26匹ですが、大きさが違うので重量では3倍以上です。
参りました。