花と漁師道

釣り歴はもうかなりなりますが、なかなか進歩しない老船頭です。明石から二見沖あたりで遊んでいます。
写真も始めました。

平成21年7月×日

2009-07-05 | 21年後半
 ×月×日出港。
いつも通り4時半お迎えに来て頂き、係留場所に向かう。
途中、小倉さま餌屋のおっさんのとこでテンヤを見てくるわぁ~と餌屋で停止。
最近ブルーのテンヤが良く乗る。
昨年小倉が明石で仕入れたブルーのテンヤの在庫が無くなり、購入したいところ
ですが、おっちゃんの店にブルーがあるかな????
小倉さま笑顔で車に戻って参りました。
あったは幸ちゃん。
作りは多少荒く、針の形が今一か???
値段も1個600円と安い。

 今日はどこでやろ~かな~~~。
取り合えず東に向かう。
ブイを見ていると、まだ上げ潮か西に流れている。
西に流れとんやったら、先週、船頭馬鹿釣りしたポイントでやれる。
先週は潮が逆でポイントのブイにぶつかるのでゆっくり釣りが出来なかった。

 今日は目印のブイ一杯に近づき流し出す。
小倉さま購入の600円のブルーのテンヤのテストで一投目で使用します。
2投目を準備していると道糸が張っています。
そう大きくありませんが400gあたりをゲットし600円ブルーテンヤ合格です。
通常のテンヤは1,000円弱ですが安くてもタコには秘密~秘密でぇ~す。

 今日は船頭朝から、とばしています。
あっ忙し、あっ忙し~~~ぃ。

 プロの漁師さんも同じポイントで流しています。
邪魔にならないように、邪魔にならないように釣らせてもらっています。
さすがプロの漁師だ。テンヤの数も違いますが、おっ釣った。おっまた釣った。
ワタクシ達も結構上げていますが、比べようがありません。

 船頭釣りすぎて、6時半頃、早くも網が2つ出ています。


 ここのポイントは良く釣れるが、ポイントを外れると全くいない。
いつも不精の船頭ですが、今日はちょっと違いまっせ。
プロの漁師に負けず「上げてよ~~~~。」こまめにポイントを外れると
目印のブイに戻り数回繰り返していると潮止まりになってきた。
やっとビールタイムである。
それまでも飲んでいましたが、忙しくて飲んだ気がしません。
ゆっくり周囲の状況を見ていると先ほどのプロの漁師がポイントから大きく
外れ遠くにいます。
潮止まりの時間でゆっくりしているのかなと思っていましたが
エンジンがかかりやや黒い煙を出しながら、港に戻って行きます。
え~~~ぇまだ7時ごろでっせ。
かなり釣っていたので、今日のノルマを早くも達成したのでしょうか???
さすがやりまんなぁ~~~。

 潮が変わり東に流れ出した。
岸の方ではポイントが狭くゆっくり釣れませんので沖にいくかぁ~~~
そやなぁ~~~。
西沖に向かいしばらく走る。
住吉神社の沖ぐらいから始めるが、底が砂地かゴトゴト引いていかないが
不精な船頭、もうちょっと東に流れるとポイントに入るわぁ。
江井ヶ島の西あたりに入るとごろた石の上を流れている様子で道糸が上下に
振れながら流れだした。
 
 やっぱりポイントか船頭、指が痛くなるほどのタコを上げる。
1.5kg以上は十分ある。これは燻製か・・・・
又船頭に当たりあり、グィ~~~根掛かりか、うぅん動いたで、でも指が
痛た~~~すぎる。
小倉さまにも手伝ってもらいどっこいしょ~~~~。
あぁ~~~重たいはずや。

2kg以上の大きな石をお抱きになり上がって参りました。
「その石ぶっさいくやな」小倉さまがおっしゃっています。
そういえば少し前に恐竜の卵のような石を釣っていたな。
「この石は大阪城築城のとき家島から船で運んでいるときポロッと船から
落ちた石や~~」
なんだ、カンダおもろい話をしながら、藤枝を通り越し例の三角波地帯に
入ってしもうた。

暑いしもうおきますか。

船頭の釣果だ。

小倉さまは船頭の毒気に当てられ今一かと思っていましたが、結構釣っており
上等、上等のタコ釣りになったとさ~~~~。