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当たったのだ!
地域情報誌のアンケートプレゼントで。
ロシア国立ノボシビルスクバレエ
「白鳥の湖」全幕公演 S席!
バレエは大好きで、
若かりしころには何回か見に行ったが、
結婚直前、英国ロイヤルバレエの
「ロミオとジュリエット」を見たのを最後に
遠ざかっていたから、
実に7年ぶりになる。
ちなみにあのときの配役、
ロミオ アダム・クーパー
ジュリエット ダーシー・バッセル
マキューシオ 熊川哲也
と、もう今では望むべくもない贅沢なものだった。
ジュリエットが毒薬を入手することを決意したとき、
全身に鳥肌が立ったのをよく覚えている。
そして昨日、久々に至福の3時間を過ごしたというわけだ。
トウシューズの皮が床にきゅ、きゅ、っとこすれる音、
ポワント部分のコツコツという響き、
目の前で生身の人間が力の限り踊っている、
あの臨場感だけでもうたまらない。
時は経っても、自分の中に湧き起こってくる
高揚感は少しも変わっていなかった。
今回の「白鳥の湖」は、
ロシア国立のバレエ団の公演だけあり、
情感の演技というより
たたみかけるように確かな技術で魅せる舞台で、
これもまた非常に見応えがあった。
特に主役のナタリア・エルショワ!
小さな小さな上半身に
細く長くしなやかな手足。
それだけで十分人間離れしたオーラがあるものを、
一瞬たりとも美しくない瞬間がない。
例えバレエ漫画でも、ここまで厳しい曲線は
描くまいと思われるほど背を引き絞り、
またそのキープ力が並外れている。
演技よりも、ポジショニングによって
切なさ、痛々しさを感じさせ、
2幕のオデットは息つく間もない見せ場の連続だった。
王子のヴィタリー・ポロブニコフはまた、
マザコン王子を絵に描いたような
線の細いヤサ男。
マラーホフを筆頭に、
ロシアはこの手の人材が豊富である。
対するロットバルトは精悍な感じで、
悪魔なのにかっこよくて味方したくなってしまった。
終幕では主役の2人が湖に身を投げることもなく、
愛の力で悪を打ち破ったあとは
白鳥たちが人間の姿に戻るという演出で、
舞台セット、衣装の華やかさも含めて
全体に明るい印象が残った。
欲を言えば、
3幕では全体的に迫力や
オリジナリティーが欠けていたような…。
だがそれは、地方の小さな舞台でもあり、
物理的にも制約があるように感じられたので
よしとしよう。
地方と言えば、
さほど広くもないホールに空席が目立ち、
申し訳ないような気分だったが、
しっかりとブラボーおじさんがいて、
要所要所で声を掛けていてくれたのは
ちょっとうれしかった。
バレエは、オーケストラの演奏とともに、
1人1人が何年、何十年もかけて磨いてきた技と
お芝居をたっぷりと堪能できる、
本当に贅沢なエンターテイメントだ。
日本ではあまり一般に浸透していないので
公演のチケットは高いけれど、
かつては王侯貴族だけの娯楽だったものを
今はだれでも楽しむことができるのだから、
ぜひ多くの人に魅力を知ってもらいたい。
私が願っているのは、
「好きなプロ野球チームは?」
と訊くのと同じくらいの手軽さで、
「好きなバレエの演目は?」
と訊けるような社会的認知度。
そのくらいになったら絶対に
公演は増え、チケットは安くなり、
もっともっと皆がバレエを楽しめるようになると思うんだけど…。
私が生きている間はやっぱ無理かなぁ。
なんか一つ見たら
もっともっともっと見たくなってきた。
よし、
応募しまくろう!
アンケートプレゼント…
愛の戦いに王子が命を捧げて死んでしまったので、
悲しくて泣いてしまいました。
できれば私も大団円の結末のやつが見たいわ。
この間はほんとありがとね~♪
私のブログにも、バレエのこと、書きました。
あっ・・・もう見たかしら?もしかして。。。
お・・・怒らないでねぇ~。
まじめに書くのはaricaちゃんにまかせて、私はおちゃらけを・・・(苦しい言い訳)。
でもでも、本当に見れてよかったと思っています。
それから、私もaricaちゃん以外の人にも(1人)、遂にカミングアウトしましたぁ~。
その人はhpを通じて知り合ったんだけど(超近所だったの♪)、一方的に見てるだけなのもやっぱり心苦しくてね・・・。
ではでは、明日(今日?)は親子で初のサッカー観戦をしてきますわ。
・・・でも、天気が良くないらしいよねぇ・・・
いらっしゃいましー。
本当にいろいろな演出があるのねー。
私は「白鳥」は過去に2回見て、
1回は主役の2人とも死んでしまい、
もう1回は2人で入水自殺後蘇ってました。
今回のは王子とオデットのアラベスクにより
あっさりとロットバルトは倒れ、
その後は照明もパァーっと明るくなって、
頭の飾りをはずしたコールドのお姉さんたちが
素で出てきて…って、
すごく新鮮でさわやかで、ハッピーなラストでした。
「白鳥」にハッピーエンドがあり得ると
思ってなかったからびっくりしたけど、
後味が良くてこれはこれでよかったです。
ただねー、ロットバルトがかっこよかったもんだから…。
(↑まだ言ってる)
いつか一緒に見たいねぇ。バレエ…。
>まるこちゃん
いらっしゃい! 待ってたわよーん。
感想読みました(^O^)
強引に誘ってしまったから、
長いし、途中で眠くなってしまうのでは…と
心配してたんだけど、
バレエに好印象を持ってくれたみたいでうれしいです♪
ろくろ…確かに!すっごいうけちゃったよ(^m^)
そうそう、この間言おうと思ってたんだけど、
もしよかったらバレエ漫画読んでみる?
ちょっと昔のだけど、
ガラスの仮面バレエ版みたいのがあって、
読み始めたら止まらなくなること請け合いよ!
その気になったらいつでも言ってね~。