らくがき帖

ノンジャンル心象風景

浦霞!

2005年09月10日 | 感想
オットも私も、
ふだんアルコール類をたしなむ習慣がない。
飲み会などではお付き合い程度に飲み、
雰囲気を楽しむことはできるのだが、
家庭内には2人ともまったく酒を持ち込まないのだ。
理由は…やはり
・それほど強くない
・それほど好きではない
・それほど金もない(T_T)
この三つに尽きるのではないだろうか。

だが、ここ宮城県は日本有数の米どころ。
米のあるところに日本酒あり。というわけで
近所のスーパーにもさまざまな銘柄が
所狭しと並んでいる。
それぞれについている商品説明のラベルを読んでみると
「まろやかな香りと深いコク」
「豊かな米の風味が持ち味」
「さわやかなのど越し。鮮魚料理に合う」
などなどなどなど、
どれもこれも魅惑的な文句ばかりではないか。

こんなものを読んだら
食いしん坊魂がうずかないはずはなぁいっ!!!
小学生時代
「aricaちゃん、食べてるとき人の話聞いてないね…」
と言われた私である。
高校時代
「aricaちゃん、お弁当の時間が1番幸せそうだよ…」
と言われた私である。
スーパーの日本酒コーナーを通りかかるたびに
湧き上がる思いはただ一つ。
「そのおいしさを、わかるようにな り た い!!」

そして、ついに私は決意した。
これからはさまざまな銘柄の日本酒の小瓶を買い、
夕飯の前におちょこに1杯、食前酒を楽しむのだ!
おちょこ1杯としたのは、
やはり普段まったく飲んでいないのに
いきなり日本酒をぐびぐび飲めるようになるとは到底思えないし、
このくらいの量なら
肝臓的にも経済的にも
健全に楽しんでいけると思ったからだ。
慣れてきたらもう少し飲んだってかまわない。
とにかく、今まで
「まずくて臭くてカーッとするだけの飲み物」
と思ってきた日本酒を
「はーーっこの香りとコクがたまらんっ♪」
くらい言えるようになってみせようではないか!

まずは雑貨屋さんのサマーセールで
シンプルなかわいいおちょこを買うところからスタート。
今までが今までなので毎日習慣的に飲む、
というところまではなかなかいかないが、
思い出したときにおちょこに1杯、
この夏から夫婦で楽しんでいる。

そして、今飲んでいるのが「浦霞」の特別純米酒
これがなかなかに…イイ(>_<)
辛口でピリッと締まっているのだが、
お酒自体の味が濃くて、辛さに負けていない。
後味でふんわりいい匂いがするから
ついこくこくこくっとのどに入ってしまう。
お い し い♪

まだまだ経験が浅くて
味や香りをどう表現していいか分からないのだが、
確か紹介のラベルには
「豊かな米の味わい」
みたいなことを書いてあった気がするから
あのおいしい濃い味は米の味なのだろう。
何かこのお酒が
「めくるめく日本酒ワールドへようこそ!」
と門を開けてくれた気がする。
ちょっとうれしいぞーーー(#^.^#)

いや、まだまだおちょこ1、2杯の身。
ほとんど下戸、の域を脱していない。
でも、このペ-スでいろいろなお酒を飲み比べ、
それぞれの味を楽しみ、違いの分かる女を目指そうと思う。

また気に入った銘柄があったら報告します!

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