寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

美しさは年輪のごとく

2013-02-07 | Weblog
今になって自分の人生を振り返ると、何てズサンな生き方であったことかと
思い知らされます。

私だけではなく、その場その場ではきれいごとを語りながら、実際には
いい加減な行いをしている人の何と多いことか。

人は生き方と美しさがどんなに密接につながっているか知らなさすぎます。
多くの女性は美しくなることを化粧の仕方とか、エステとかいったスキル上の
ものとしてとらえ過ぎています。

心が容貌に、雰囲気に現われるということに関心がなさすぎるように思えます。
心の清らかな女性の容貌は、すがすがしい美しさを漂わせますし、気高きことを
思う女性の目は、深淵な光をたたえます。エロチックな美とは異なります。

容貌の美しさは、一つ一つの思いや行為の積み重ねられた結果です。
日常の行いや思いに美しさがなく、濁っている人は、何をどうしようと
それだけの容貌しか創れないのです。

女性の美しさにとって日常の礼節はとても大切なのです。

人から「何だあの人は!」と言われるような生き方をして美しさを求めるのは、
錆びた鉄にペンキを塗るようなものです。

節目々々の行為や思いは木の年輪のように自分の人格に、雰囲気に、容貌に
刻みこまれていきます。

今、自分の行っていること、考えていることが美しければ、あなたに一つの
美しい年輪が刻まれていきます。