寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

少子化

2013-04-23 | Weblog
日本は現在かつて経験したことのない人口減少という長くて暗いトンネルに進入したという。
安倍総理が「三本の矢」を放して日本経済に大鉈を振るい、その活性化と引いては人口の
増加に踏み切ろうとしている。

ところで水中に生息しているある生物は雌雄の区別や存在がありながら、普段は雌のみで
子孫を作り種の保存を保っている。

雄は生殖には全く関与しないで次々と子供を産んでいるのだ。
雌は単独で雌を産んでいる。雄もいることはいるが関知していない。

ところが或るときに突然に雄が生殖という一大エベントに参加して雌と交尾するそうだ。
生まれた卵はそのまま孵化することなく、環境の変化や気候に耐えられる様になったら孵化する。

生物の持つ本能や遺伝として種の保存は大きな最終目的だ。そのためには個体数の減少と
いう危険な選択をして達成する。
さて今直面している少子化の課題もこの思考からすると合致するものと私は思う。

経済の悪化やデフレ、インフレなど全くの蚊帳の外である。
これはむしろ人が勝手につけた理由である。

人は近い将来において食料などの面で小さなパイの中に置かれる。
故に生物である人は人口減少というサバイバルのレ-ルに乗ったものとかんがえる。

以上はいささか突飛とも言える内容だが、我々人も水中生物ミジンコと
何ら変化のない生命活動を営んでいる一種にすぎない。

長岡天満宮の霧島つつじと錦水亭