寿迎夢・寿迎夢

海砂利水魚水行末雲来末風来末

葬儀

2013-04-25 | Weblog
最近の葬儀は随分変わって来た。
田舎でも葬儀会館がある昨今、自宅で葬儀というのは少無いだろう。
人々の宗教観というのが変化したのか、宗派に関係の無い霊園に行くと様々なお墓があり、
驚く事がある。

長寿というのが多少影響しているのか、勤めを辞めて長く成ると会社関係の参列者は
出世にもよるが、当然少なく成る。

高度成長期、地方から出て都会暮らしの人は近所付き合いも希薄な人が多い。
当然の事、田舎の様に近所の人が大勢参列することは一般的には稀だろう。

田舎から参列する親族もいるだろうが、極親しい親族しか知らせ無いケースも有るという。
そうなれば参列する人は少ない。

その為かこじんまりとした葬儀が最近増えたと言われている。
家族葬、無宗教葬が増えていると言う。

葬儀が済めば一般的には四十九日以降が納骨である。
樹木葬というのを最近知った。

墓地として許可を得た場所に遺骨を埋め、樹木を墓標として埋葬する方法の様だ。
詳しくは忘れたが、日々何気なく暮らしていると時代の変化はそう感じないが、
少し耳を傾けると葬儀事情も変化している様だ。

人口減で維持に四苦八苦している寺も有ると聞く。
人がいなければ、いずれ廃寺となる。

核家族で少子化、一人っ子が働く所が遠方では墓守も難しい。
年回忌も昔程でも無いと聞いた事がある。

葬儀や納骨、法事にバブルの頃の様に、お金を掛ける余裕も無いのかも知れ無い。