春の苦みを食する

このところ暖かくなり、春はそこまで来ているのを感じる。

近所では最初に春を実感するのは蕗の薹だ。

まだ庭の花はほとんど咲いていないこの時期に、真っ先に春を伝えてくれる。

毎年立春の頃はそろそろ蕗の薹が出ているかなと裏庭を覗いている。

今年は寒かったのであまり見ていなかったが、矢張りない。

これまで寒い寒いと言いながらも、季節は確実に春になる。

仕方なくスーパーで調達、春の味覚に感謝しつつ味噌和えで賞味する。

残ったものは、蕎麦の薬味に残しておいた。

これをつまみに一杯やるビールはオツなものだ。

ほろ苦さが何とも言えません。

空気は冷たくても、確実に大地は、春の準備をしているのですね


Butterbur　ｆｌｏｗｅｒｓ　ｓｔａｌｋ　No１フキノトウ　　蕗の薹