arudyaのブログ

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金属以外の素材でケースを作ること。

2018-08-16 16:08:09 | 時計のこと
そもそも、僕が紙バンドで時計を作ろうと思ったきっかけは、金属アレルギーの友人がいたからなんだが(そうなると接触面だけ非金属にすれば良いという話もあるな)、
一番手軽で、加工しやすいというのもあって、紙バンドを使っている。
金属以外の素材なら、木材とか陶器とかガラスやセラミック、石材、あとはなにがあるだろう…。あえてプラスチックを入れなかったのは、廃材となったプラスチックの行く末を憂慮しているから。残念なことに風防部分は予算の都合上、アクリルに頼らざるを得ないが、出来ればガラスにしたいものだ。

プラスチックの怖さについては、別の機会に触れるとして。

粘土の可能性を試すために、プラ粘土というものも考えてはいる。ポリマークレイというカッコいいカタカナがついている。オーブン程度の温度で焼結できるもので、仕上がりは硬質プラスチックと軟質プラスチックのあいだくらいには固まってくれる。(残念ながら、今は家を出て、手元には安オーブントースターしかないので焼けないのだが)
元々は、人形などのオブジェを作るためのモノのようで、そんなに細かい細工には向いていないようだ。

この硬さが微妙で、時計ケースには使えるがラグには使えない。バンドに使うには柔軟性が足りない(ま、粘土だしな)

形成にもコツがあって、普通にこねて焼いても光沢は出ない。例えば金属に貼り付けたまま焼くとくっついているところは光沢になる。
何かで型を作って流し込んで焼く。というのが正解なんだろうけど、そりゃ無理だな。
ただ、この粘土、色やラメ入りなど種類が豊富なので工夫すれば何かに使えるかもしれない。