例によってamazon primeビデオで、ペンタゴン・ペーパーズを見た。
ベトナム戦争に関わる最高機密文書の公開に関わる新聞社(ワシントンポスト紙だな)の葛藤を描いたストーリーなんだが、スピルバーグ監督らしくそれなりにまとまった"社会もの"としてみることができましたわ。
ただし、メリル・ストリープ演じるところの保身的な社主さんが、"公開"を判断する過程が少し唐突だったり、トムハンクス演じる編集局長?さんの横暴さが中途半端だったり…。も少し彼女の心情を抉ったり、彼の悪役っぽさを煽ったりしても良かったかなと思います。
ラストシーンでの"報道は歴史の最初の草稿"というセリフ(異訳あり)は素敵なんだが、そんな亡き旦那の言葉をそう思ってんなら最初から腹を括ってオロオロすんなよ!とか思ったり。
政治家の友人かジャーナリストかという二択。守るべきは会社なのか言論の自由なのか。即ち妥協か正義か。という二択で、国家よりも民衆に勝たせるアメリカの自由論がとてもアメリカっぽい。(嫌いではない)
でもそれはベトナム戦争が悪であったという現在の価値観によるもので、もしアメリカがさっさとベトナムから手を引いていたら、もしかしたら冷戦がソ連有利に終結していたかも知れず、南シナ海が共産圏の支配下になっていたかもしれない。
そうなっていたら、ASEANもTPPも違う形になっていたかもしれない。
世界の警察であったアメリカが負け戦をしたら、その傘下でのうのうと平和を謳歌してきた日本を始め、同盟諸国は政策の転換を余儀なくされたことだろう。
国家にも怪しいプライドだけではない、隠すべき理由があったのかと僕は思う。
要は民衆が勝つというシナリオは国家が奢っている場合か、民衆に知恵のある場合のみ正義となるわけで、単純な勝ち負けで論じてはいけないんだよな。ポストはアメリカだったからうまくいったんだ。
そうぢゃない例なんて、となりの韓○見てたらよく分かるぢゃん。
とエンタテイメントな映画を見ながらバカなことを考えてしまった。
#ペンタゴン・ペーパーズ
ベトナム戦争に関わる最高機密文書の公開に関わる新聞社(ワシントンポスト紙だな)の葛藤を描いたストーリーなんだが、スピルバーグ監督らしくそれなりにまとまった"社会もの"としてみることができましたわ。
ただし、メリル・ストリープ演じるところの保身的な社主さんが、"公開"を判断する過程が少し唐突だったり、トムハンクス演じる編集局長?さんの横暴さが中途半端だったり…。も少し彼女の心情を抉ったり、彼の悪役っぽさを煽ったりしても良かったかなと思います。
ラストシーンでの"報道は歴史の最初の草稿"というセリフ(異訳あり)は素敵なんだが、そんな亡き旦那の言葉をそう思ってんなら最初から腹を括ってオロオロすんなよ!とか思ったり。
政治家の友人かジャーナリストかという二択。守るべきは会社なのか言論の自由なのか。即ち妥協か正義か。という二択で、国家よりも民衆に勝たせるアメリカの自由論がとてもアメリカっぽい。(嫌いではない)
でもそれはベトナム戦争が悪であったという現在の価値観によるもので、もしアメリカがさっさとベトナムから手を引いていたら、もしかしたら冷戦がソ連有利に終結していたかも知れず、南シナ海が共産圏の支配下になっていたかもしれない。
そうなっていたら、ASEANもTPPも違う形になっていたかもしれない。
世界の警察であったアメリカが負け戦をしたら、その傘下でのうのうと平和を謳歌してきた日本を始め、同盟諸国は政策の転換を余儀なくされたことだろう。
国家にも怪しいプライドだけではない、隠すべき理由があったのかと僕は思う。
要は民衆が勝つというシナリオは国家が奢っている場合か、民衆に知恵のある場合のみ正義となるわけで、単純な勝ち負けで論じてはいけないんだよな。ポストはアメリカだったからうまくいったんだ。
そうぢゃない例なんて、となりの韓○見てたらよく分かるぢゃん。
とエンタテイメントな映画を見ながらバカなことを考えてしまった。
#ペンタゴン・ペーパーズ