yahooニュースの記事に、長崎総合科学大学の前田講師の発言として、「美味しんぼ」騒動の問題点は「事実か否か」ではない。というものが掲載されていた。
論拠は、事実か否かよりも福島現地関係者の心情を考慮せよ。ということらしい。
私は敢えてその意見に反論したい。
前田講師の論はもっともである。だが、原発事故による罹災の問題は、心情論や思いやりなどで解決してはいけないものではないのか?
風評被害は問題ではある。だからといって、事実から目を背けてはいけない。問題そのものをなかったことにしようとしている、特に国や自治体の公式見解を鵜呑みにして良いはずかない。
例を上げるならば、ビキニ環礁の実態とかはいかがだろうか? 水爆実験後早々にアメリカ政府から出た安全宣言は、かなりの月日の後に撤回され、未だに傷跡とともにその禍根が残っている。
風評被害は問題であるけれど、それ以上に重要なのは、同じ過ちを起さないためにも事実誤認をしないことだと考えます。
耳触りの良い言葉にすがりたい、信じたいのはやまやまだが、
「安全」という言葉の多くはそういったもののために今まで何度も覆されてきたじゃないか。
被ばくと鼻血は関係あるのか、ないのか
除染はどのくらい進んでいるのか、いないのか
除染は(住民が昔と同じように暮らせるという意味で)効果はあるのか、ないのか
いつになったら住民は元の暮らしに戻れるのか、戻れないのか
住めない場所はどれだけ残るのか(10年、30年、100年のスパンで)
福島原発からの汚染水問題はいつ解決するのか、しないのか
福島原発からの放射能漏れはいつ停止するのか、しないのか
鋭意検討中なんて言葉は要らないし、論拠のない安全宣言も要らない。
一つが正しいからといって全てが正しいわけではない。一つが間違っているからといって、全てが間違っているわけではない。
きちんと事実を確認し、その上で責任を持って真実を語って頂きたいと思う。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140513-00010000-agora-pol
論拠は、事実か否かよりも福島現地関係者の心情を考慮せよ。ということらしい。
私は敢えてその意見に反論したい。
前田講師の論はもっともである。だが、原発事故による罹災の問題は、心情論や思いやりなどで解決してはいけないものではないのか?
風評被害は問題ではある。だからといって、事実から目を背けてはいけない。問題そのものをなかったことにしようとしている、特に国や自治体の公式見解を鵜呑みにして良いはずかない。
例を上げるならば、ビキニ環礁の実態とかはいかがだろうか? 水爆実験後早々にアメリカ政府から出た安全宣言は、かなりの月日の後に撤回され、未だに傷跡とともにその禍根が残っている。
風評被害は問題であるけれど、それ以上に重要なのは、同じ過ちを起さないためにも事実誤認をしないことだと考えます。
耳触りの良い言葉にすがりたい、信じたいのはやまやまだが、
「安全」という言葉の多くはそういったもののために今まで何度も覆されてきたじゃないか。
被ばくと鼻血は関係あるのか、ないのか
除染はどのくらい進んでいるのか、いないのか
除染は(住民が昔と同じように暮らせるという意味で)効果はあるのか、ないのか
いつになったら住民は元の暮らしに戻れるのか、戻れないのか
住めない場所はどれだけ残るのか(10年、30年、100年のスパンで)
福島原発からの汚染水問題はいつ解決するのか、しないのか
福島原発からの放射能漏れはいつ停止するのか、しないのか
鋭意検討中なんて言葉は要らないし、論拠のない安全宣言も要らない。
一つが正しいからといって全てが正しいわけではない。一つが間違っているからといって、全てが間違っているわけではない。
きちんと事実を確認し、その上で責任を持って真実を語って頂きたいと思う。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140513-00010000-agora-pol